近畿日本鉄道株式会社(以下、近鉄)は、インバウンド観光客の増加に対応し、駅係員の負担軽減を図るため、特急券発売窓口に多言語字幕表示システム「Cotopat(Rマーク) Screen」を導入することを発表しました。
このシステムは、京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社が提供するもので、日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語、ベトナム語、ポルトガル語の7言語に対応しています。特急券発売窓口に設置されたスクリーンに、お客さまと駅係員の会話をリアルタイムに翻訳して表示することで、スムーズなコミュニケーションを可能にします。
導入される駅は、大阪難波駅、近鉄奈良駅、近鉄丹波橋駅の3駅で、2024年11月13日(水)から運用開始予定です。各駅に1台ずつ設置され、特急券発売窓口での利用が可能となります。
近鉄は、このシステム導入によって、インバウンド観光客の満足度向上を目指すとともに、駅係員の負担軽減にも貢献したいと考えています。今後も、増加するインバウンド需要に対応し、快適な旅行体験を提供できるよう、多言語対応の強化を進めていく方針です。
「Cotopat Screen」とは?
「Cotopat Screen」は、京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社が提供する多言語字幕表示システムです。リアルタイムに音声翻訳を行い、字幕表示することで、言語の壁を取り払い、スムーズなコミュニケーションを可能にするシステムです。
近鉄は、このシステム導入によって、インバウンド観光客の増加に対応し、駅係員の負担軽減、そしてさらなるサービス向上を目指しています。