医療機器における保険適用戦略:SaMDの最新事情と事例
2026年5月13日、厚生労働省から新たな医療機器に関する保険適用の通知が発表されました。今回は、プログラム医療機器(SaMD)として特に注目される、サスメド株式会社の不眠障害用アプリ「Medcle」や、塩野義製薬株式会社の「ENDEAVORRIDE」について詳しく見ていきましょう。
新たな保険適用内容の詳細
発表により、サスメドの「Medcle」は24,100円、塩野義の「ENDEAVORRIDE」は14,500円として保険償還価格が設定されました。これにより、これらのアプリが医療現場での利用が促進され、来月からはより多くの患者が必要な治療にアクセスできるようになります。医療機器としての位置付けが明確化されることは、患者にとっても大きな意義があります。
また、リフトンDというプログラム医療機器も新たに保険適用となる予定で、うつ病の中等度以上の症状を抱える患者に対する治療として注目されています。これにより精神的な負担を軽減することが期待されています。
今後のイベントについて
この新情報を受けて、6月21日に行われるイベントでは、SaMDに焦点を当てたディスカッションが行われます。このイベントでは、保険適用されたばかりの医療機器についての深い洞察を得ることができるでしょう。登壇者には、厚労省での経験を持つ竹下康平氏が参加します。
イベント概要
- - 日時: 2026年5月21日(木)18:00〜19:30(オンライン参加も可)
- - 開催場所:
- 現地会場:Beyond Next Ventures イベントスペース
- オンライン:Zoom(参加者には当日までにURLが通知されます)
- - 参加費: 無料
- - 主催: Software Regulation、Beyond Next Ventures
登壇者について
竹下康平氏
東京慈恵会医科大学の講師であり、医療機器における価格決定業務の経験を持つ専門家です。医療機器審査に関する豊富な知識と経験を基に、医療機器の保険適用についての洞察が提供される予定です。
武田瑛司氏
Software Regulationの代表取締役で、日本初の治療用アプリの開発に関わった経験をお持ちです。プログラム医療機器の薬事申請支援を行い、治療用アプリや診断用AIソフトウェアに関しての知見が豊富です。
事前質問募集について
イベントに参加するには事前に質問を入力するフォームへの記入が必要です。当日のセッション中にはその質問が取り上げられる機会があります。オンラインツールを介しても質疑応答が可能で、その経験を通じて多くの人が必要な情報を得ることができるでしょう。
今回紹介された内容は、医療機器分野における保険適用の最新の動向を把握する上で非常に重要です。SaMDは今後の医療に大きな影響を与えることが期待されているため、今後の展開に注目していきましょう。