大手町のアート空間
2019-03-25 11:01:48
大手町プレイスに新たなアート空間誕生!アートで未来の街を創る実験が始まる
アートで創る未来の街、大手町の新しい試み
東京、大手町プレイスに新たなアートスペース『OTEMACHI ART LABORATORIES powered by GEIDAI COI』が2019年4月4日よりオープンしました。これは日本の文化の中心地ともいえる大手町で、アートとICT(情報通信技術)を融合させた新しい体験を提供する期間限定の実験空間です。
コンセプトとアート体験
このアートラボは「ART LIVE!- 創造する都市(まち)」をコンセプトに、2019年4月から12月末までの間、さまざまなアート体験を来街者に提供します。第一弾として企画されたのは、ピーテル・ブリューテルの名画「バベルの塔」をテーマにした「バベルの謎-アートデータサイエンスの創造-」。
訪れる人々は、螺旋状の空間の中で、「バベルの塔」の3D映像「Study of BABEL」を楽しみながら、名画の謎に迫る体験ができます。この視覚と音の融合による体験は、来街者に新しい気づきをもたらすことを目指しています。
明治期の絵師たちの芸術を再発見
また、オープンを記念して大手町プレイス2階のカンファレンスセンター前ロビーでは、高岡銅器下絵およびクローン文化財の展示イベント「甦るべき明治~維新を支えた下絵の世界~」を開催します。明治期の絵師たちが手がけた下絵や、現代技術を用いて再現された明治期のモデルが展示され、来場者は時代を超えたアートに触れることができます。
今後の展開
「OTEMACHI ART LABORATORIES」では、これからも続々と新しい体験プログラムが予定されています。第2弾は2019年7月頃、そして第3弾は10月を予定しており、アートと技術を活用した斬新な企画に期待が寄せられます。
ディレクターの意気込み
このプロジェクトを推進する東京藝術大学の伊東順二特任教授は、大手町という日本の文化と経済の中心で、新たな時代にふさわしい形でのアートの表現と技術の融合を目指していると語ります。その背景には、今後の社会における文化経済の重要性を感じ、アートを通じて街や人々の創造性と知性を高めたいという強い思いがあるのです。
まとめ
大手町プレイスの『OTEMACHI ART LABORATORIES』は、アートを通して未来の都市を形作るための実験的な取り組みです。この空間を訪れることで、来街者はアートとデータサイエンスが交わる新たな体験を楽しむことができ、その先に広がる無限の可能性を感じることでしょう。
会社情報
- 会社名
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東京藝術大学
- 住所
- 東京都台東区上野公園12-8
- 電話番号
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