雨穴と第四境界の初コラボ新作が登場!
累計売上120万部を誇る小説『変な絵』が、2025年1月16日に文庫版として発売されることが決定しました。本作は、著者の雨穴とクリエイター集団・第四境界が共同制作した初の試みで、多くのファンから期待が寄せられています。
概要と特別収録の魅力
文庫版では、雨穴自身による新たな書き下ろし短編“小説『続・変な絵』”と、第四境界が手がけた独自の『ナゾ解きゲーム』が特典として付属します。このゲームは、『変な絵』の作品世界を基にしており、読者は物語の中に入り込む新感覚の体験が楽しめるよう設計されています。
小説『変な絵』のストーリー
物語の舞台はオカルトサークルに所属する佐々木と彼の後輩・栗原の視点から描かれます。ある日、栗原が紹介したブログには不気味なメッセージと共に、投稿者の妻であるユキが描いた9つの奇妙な絵が掲載されていました。これをきっかけに佐々木は、絵の背後に隠された深い真実を追い求めることになります。各絵には衝撃の謎が秘められており、物語が進むにつれて、さまざまな事件が一つの糸で繋がっていることが明らかになっていくのです。
書き下ろし短編『続・変な絵』
文庫版限定特典では、前日譚にあたる49ページの書き下ろし短編小説『続・変な絵』も特別収録されています。この物語では、登場人物たちの7年後を描写し、成長した今野優太が母親の遺したメッセージと真意を探し出そうと奮闘する様子が描かれています。この短編が物語全体にどのような光を当てるのかも注目のポイントと言えるでしょう。
クリエイターたちのコメント
著者の雨穴は、「新たな魅力をお伝えできる内容になっている。この作品を通じて、初めての方も、既に作品を知っている方々とも楽しんでほしい」とコメントしています。また、第四境界の監督・藤澤仁氏も、今回の共同制作が幸せな時間だったと語っており、双方にとって充実した経験だったことが窺えます。
雨穴のプロフィールと作品の魅力
雨穴はホラーやミステリーを得意とするウェブライターであり、YouTuberとしても活動、169万人以上のフォロワーを持ち、再生回数は1億9000万回を超えています。彼の独特なスタイルは、国内外で注目の的であり、アメリカや中国をはじめとする多くの国で翻訳版の発行も決まっています。
四方の境界の活動とは
第四境界は、現実と仮想の境界に物語を織り成すクリエイター集団で、ARG(代替現実ゲーム)の手法を駆使してリアルな体験を蒔く活動をしていることで知られています。このような新しいアプローチが、読者に新しい体験を提供する期待を高めています。
書誌情報
- - 書名: 変な絵 【文庫】
- - 発売元: 双葉社
- - 発売日: 2025年1月16日
- - 定価: 858円(税込)
- - ISBN: 9784575528138
是非ぜひ、来年の1月16日に発売される文庫版『変な絵』とその豪華特典をお楽しみに!