生ごみを無駄にしない!地域をつなぐコンポストプロジェクト発進
東京都千代田区の株式会社4Natureは、環境問題解決に向けた新しい取り組みとして、「1.2 mile community compost - Omotesando -」を始めました。このプロジェクトは、家庭で出る生ごみをコミュニティで共同管理し、堆肥化して地域に還元することを目指しています。具体的には、表参道エリアに設置された「COMMUNE 表参道」で、周辺住民が家庭で作ったコンポストを持ち寄り、一緒に堆肥を育てていくという参加型の取り組みです。
プロジェクトの目的
「1.2 mile community compost」は、家庭で発生する生ごみを無駄なく活用し、地域の資源として変換することを目的としています。このプロジェクトを通じて、参加者同士は意見交換や交流を行うことで、現代社会における「お隣さん」の関係を復活させ、より強い地域社会を築いていくことが期待されています。
また、株式会社4Natureは、サトウキビから作られた植物性で生分解性のストローを使用したビジネスモデルを構築し、飲食店から使用済みストローを回収し堆肥化する活動も行っています。これにより、使い捨ての文化を超えた新しい循環型の社会を目指しています。
コミュニティのつながりを育む
特に都市部では、隣近所との関係が希薄になりがちです。しかし、このプロジェクトは、参加者に新しい友人やコミュニティを提供し、人々が自然とつながる機会を増やすことができます。家庭でのコンポスト作業を通じて、参加者はお互いに助け合い、アイデアを共有しながら堆肥づくりに励むことができます。
参加方法
プロジェクトの参加メンバーを2020年7月1日より募集しています。生活圏が表参道周辺の方で、コンポストや地域のコミュニティに興味がある方はぜひ参加してみてください。具体的な応募方法は以下のURLから確認できます。
未来への展望
生ごみは、どの家庭からでも出る資源です。このプロジェクトを通じて、参加者が協力し合って生ごみを堆肥に変えることで、地域のつながりを強化し、持続可能な街づくりへ貢献することができます。
最初のステップとして表参道での実験的な取り組みが始まりましたが、今後は全国各地で同様のコンポストプロジェクトを展開していく予定です。興味のある企業や団体もぜひお問い合わせをお待ちしています。
新しい文化を創出する「1.2 mile community compost」。サステナブルな未来に向けた一歩を共に踏み出しましょう!