人気漫画と巡る新幹線のマナー
2025年の春、東海道新幹線の主要駅で特別な広告イベント『MANGA MANNERS』が展開されることが発表されました。このプロジェクトは、訪日外国人に日本の文化を楽しみながら、公共交通機関でのマナーを学んでもらうことを目的としています。人気の漫画作品からキャラクターたちが登場し、何気ない日常を彩るコミカルなイラストとともにマナーを伝えます。
マナー広告の概要
このイベントは、2025年4月24日から6月30日までの約2ヵ月間にわたり、JR東海の東京駅、品川駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅に設置される予定です。合計17作品のキャラクターが出演し、彼らが教えるマナーは日常生活やレストラン、公共交通機関での利用について。広告のスタイルは、漫画のコマにマナーを組み合わせることで、見る人が楽しく理解できるよう工夫されています。
特に注目したいのは、2024年10月に成田空港の入国審査場前に設置された巨大なウェルカムウォールが好評だったため、今回の新幹線駅への展開が実現した点です。この観光シーズンを迎えるにあたり、大阪・関西万博へのアクセスが見込まれる新幹線が利用開始の鍵を握っています。
限定リーフレットの配布
加えて、訪日客向けには、今回のイベントに合わせたリーフレットも配布される予定です。このリーフレットには、17種類のマナーがまとめられており、帰国後も日本での体験を振り返る手助けとなることでしょう。リーフレットは、東京駅、品川駅、京都駅、新大阪駅のきっぷ売り場や改札で、駅のスタッフから受け取ることができます。ただし、配布数には限りがあるため、早めの受け取りをお勧めします。
広告が展開される場所
広告は具体的には次の場所に設置されます:
- - 東京駅では、日本橋口改札周辺、八重洲南口、中央改札内など複数の箇所に展開。
- - 品川駅では、新幹線北口改札や南口改札、乗換口などで見ることができます。
- - 名古屋駅ではコンコースにデジタルサイネージが設置されるほか、京都駅や新大阪駅でも待合室付近に特設される予定です。
多様な漫画作品
参加する漫画作品には、『進撃の巨人』や『ブルーロック』といった有名なタイトルが含まれています。これらのキャラクターが新幹線のマナーを語ることで、より多くの人々が興味を持ち、楽しくマナーについて理解を深めることが期待されます。
この取り組みを通じて、日本の公共交通機関の文化やマナーを国内外の旅行者が楽しめると思うと、ワクワクしますね。新幹線に乗る際は、ぜひお気に入りのキャラクターを見つけて、そのメッセージから学んでみてはいかがでしょうか。