DAIWA通信とLINE WORKSが業務提携を発表
2023年4月、ビジネス現場で数多くの企業に支持されているコミュニケーションツール「LINE WORKS」を展開するLINE WORKS株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:島岡 岳史)と、石川県金沢市に本社を置くダイワ通信株式会社(代表取締役:岩本 秀成)が業務提携契約を締結しました。この提携により、両社は共同でクラウド型の映像録画サービス「LINE WORKS Vision」に対応する公認クラウドカメラの開発を行い、スムーズな販売を進めていく予定です。
映像録画の市場は近年成長を続けており、年平均成長率(CAGR)は約15-20%と予測されています。この市場の需要は法人企業のみならず、個人ユーザーにも広がりを見せています。特に、セキュリティの重要性が高まる中で、「LINE WORKS Vision」に対応する多様なカメラのラインナップを拡充する計画があります。この取り組みを通じて、両社はIT技術を活用した新たなサービス提供を目指しています。
LINE WORKS Visionとは
「LINE WORKS Vision」は、店舗や施設に設置されたカメラの映像をリアルタイムで確認できるクラウド型の映像録画サービスです。このアプリを利用することで、PC、スマートフォン、タブレットから簡単に監視が可能です。特に、防犯や見守り、業務の効率化、生産性向上、安全性向上など、多岐にわたる用途での利用が拡大しています。労働人口の減少が進む中、製造業、建設業、小売業、介護・医療などの分野でサービスの導入を進める企業も増えてきています。
ダイワ通信のクラウドカメラ
ダイワ通信が提供するクラウドカメラは、バレット型カメラ、ドーム型カメラ、音声対応ドーム型カメラの3タイプをラインナップしています。これらは「LINE WORKS Vision」と組み合わせることで、効果的な利用が可能になります。
今後の展望
両社は、業務提携を通じて「LINE WORKS Vision」の販路を拡大し、多様なニーズに応えるサービスの提供を継続して行う方針です。AIを活用した画像解析技術や「LINE WORKS」とのさらなる連携により、製品の価値向上を図ります。また、LINE株式会社(現:LINEヤフー株式会社)のAI事業を統合し、AI関連の製品ラインナップを強化することで、新たな企業価値の創造を目指しています。
まとめ
企業の業務効率を高めるためのツールとして、「LINE WORKS Vision」は多くのシーンでの活用が期待されており、今後も市場での存在感を強めていくことでしょう。本業務提携により、両社は未来のビジネス環境に対する新たな価値を提供することを目指しています。