高齢者施設の推し活
2026-09-14 14:29:21

高齢者施設での「推し活」が生きがいを育む可能性

高齢者施設での「推し活」が生きがいを育む可能性



サントリーウエルネス株式会社の生命科学研究所が、京都大学や大阪公立大学と共同で行った研究により、サッカーや他のスポーツに対する応援活動が高齢者や施設職員の生きがいに好影響を及ぼす可能性が明らかになりました。この研究は、要介護状態にある高齢者を対象にしたもので、高齢者施設での「推し活」がもたらすプラスの変化や関わりについての科学的な根拠を提供します。

「Be supporters!」の目的


まず、この研究の核となる「Be supporters!」という取り組みは、高齢者が地域のJリーグクラブを応援することで、彼ら自身が「支えられる」存在から「支える」存在になれることを目指すものです。2020年にスタートしたこの活動は、多くの高齢者施設で実施されており、参加者は250施設を超え、延べ15,000人を超えています。

研究の背景・経緯


本研究は、2024年11月に行われる予定の「Be supporters!」の研究発表に先立つ第2弾のもので、高齢者と施設職員を対象にした質問票やインタビューを通じて、応援活動がどのように彼らの生きがいに寄与しているのかを詳しく検証しました。特に、参加高齢者の「推し活度」と「生きがい」が連動していることや、応援活動が人とのつながりを豊かにし、幸福度に寄与する可能性が指摘されました。

研究方法と対象


この研究は観察研究として39名の対象者をもとに行われ、その中には高齢者19名と施設職員20名が含まれます。評価項目としては、質問票による調査に加え、ビーコンを使用して高齢者の行動データを取得し、より客観的な評価を行うことができました。この方法により、活動の効果をより詳しく分析することが可能となりました。

研究結果


1. 参加頻度と生きがいの関連


研究の結果、参加頻度が高い高齢者は、より多くの「身だしなみ」や「周囲との会話」を楽しむようになり、それが彼らの生きがいに結びつくことが確認されました。このことは、身体状態にかかわらず、どのような高齢者にとっても「Be supporters!」が有効である可能性を示唆しています。

2. 施設での滞在時間の変化


「Be supporters!」の日には、通常のレクリエーションの日よりも共用部で過ごす時間が長くなることが明らかになりました。この活動を通じて、応援する対象を共有することにより、参加者間のつながりが強まる可能性が高まりました。

3. 職員の生きがいへの影響


また、施設職員の「Be supporters!」への参加が、彼らの生きがいや幸福感に良い影響をもたらすことも確認されました。職員がこの活動に積極的に関与することで、彼ら自身も「生きがい」を感じやすくなる結果が出ています。

まとめと今後の展望


「Be supporters!」は、高齢者だけでなく、施設職員にもプラスの影響をもたらし、全体として彼らの生きがいを育むことができることが示されました。この活動が、サッカーというシンプルな形で、施設全体の生活の質を向上させる一助となることが期待されます。今後、サントリーウエルネス株式会社は、健康寿命のみならず幸福寿命の重要性を訴え、またこの活動の研究を継続することで、人々のウェルビーイングを向上させることに努めています。また、この研究の結果を活用し、より良い福祉サービスの提供に貢献していくことを目指しています。

参考リンク


生き生きとした高齢者ライフをサポートする「Be supporters!」公式サイト


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会社情報

会社名
サントリーウエルネス株式会社
住所
東京都港区台場二丁目3番3号
電話番号

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