仙台市青葉区に新たなオフィス開発計画が始動しました
株式会社サンケイビルが宮城県仙台市青葉区に新しいオフィスビルの開発に着手しました。このビルは「S-GATE」シリーズの一環として設計され、東北エリアでの展開は初めての取り組みです。
立地と利便性
このオフィスビルは、仙台市地下鉄東西線「青葉通一番町」駅から徒歩3分、JR「仙台」駅からは徒歩7分の便利な場所に位置しています。この地域は商業の中心地でもあり、南町通に面しているため、多くの人々が利用しやすい環境にあります。
せんだい都市再構築プロジェクトの活用
本計画は、仙台市の「せんだい都市再構築プロジェクト」に基づいています。本プロジェクトは老朽化した建物の更新と共に、賑わいや交流を促進するためにオープンスペースを設け、持続可能な経済成長を目指す施策です。新しいオフィスビルには、歩行者が安全に過ごせる空間や、心身を休められるリフレッシュエリアが設けられ、地域の活性化に寄与することを目指しています。
総合設計制度の導入
このオフィスビルは、課題解決に向けた総合設計制度を活用しています。この制度により、一定の規模と空地を持つ建築計画が優遇され、仙台市の基準を超える高機能オフィスが実現可能となりました。特に、公開空地を用いた交通や安全性の向上が重視され、地域への貢献も期待されています。
S-GATEシリーズの特徴
「S-GATE」シリーズは、企業や従業員のニーズに応えた快適で安全なオフィス空間を提供します。具体的には、1フロアを最大4分割可能で、小規模オフィスのニーズにも柔軟に対応。また、情報を発信するためのデジタルサイネージをエントランスに設置し、Wi-Fiを完備した屋上テラスも用意しています。さらに、BCP対策として非常用電源の設置も行われる予定です。これらのポイントは、企業の強化や効率的な働き方をサポートするための重要な要素です。
SDGsへの取り組み
本プロジェクトは、持続可能な開発目標(SDGs)にも貢献しています。省エネのLED照明や屋上テラスの設置、敷地内の緑化を推進しながら、労働環境の改善を図ります。こうした方針は、今後の社会における持続可能な成長への大きな一歩といえるでしょう。
物件概要
- - 名称: (仮称)仙台市青葉区一番町オフィス開発計画
- - 所在地: 宮城県仙台市青葉区一番町2丁目3番9,10,11,12(地番)
- - 交通: JR「仙台」駅 徒歩7分、仙台市地下鉄東西線「青葉通一番町」駅 徒歩3分
- - 敷地面積: 約1,223㎡(約369坪)
- - 延床面積: 約11,379㎡(約3,442坪)
- - 基準階面積: 約699㎡(約212坪)
- - 建物用途: 事務所・店舗
- - 構造・規模: 鉄骨造、地上12階地下1階
- - 設計/施工: 株式会社淺沼組
- - 竣工予定: 2027年3月
これからの新しいオフィス空間が、仙台市青葉区のビジネスシーンを活気づけることを期待しています。