ジャオダック、デジタル大型ビジョン広告データ集約プロジェクト始動

ジャオダック、大型ビジョン広告データ集約プロジェクトを始動

株式会社ジャオダック（本社：東京都港区、代表取締役社長川崎日郎）は、全国に設置されたデジタル大型ビジョン広告媒体のデータ集約に着手するプロジェクトを始めました。今回のプロジェクトでは、これまで分散していた大型ビジョン広告に関する情報を、屋外広告媒体取引市場「JAODAQ」のプラットフォーム上に一元管理し、業界の透明性と効率性を向上させることを目指しています。

プロジェクトの目的

このプロジェクトは、2025年までに全国主要都市に設置された大型ビジョンを網羅し、広告主や広告代理店、自治体など多様なステークホルダーが迅速かつ正確に広告実績を確認できる環境を整備することを目指します。デジタル屋外広告市場は拡大を続けている一方で、企業のマーケティング活動の透明性や信頼性に課題が指摘されています。ジャオダックは、これらの問題に取り組むべく、広告媒体価値や効果を標準化し、共有する基盤を整えていきます。

プロジェクトの進行

今回の集中アップロードプロジェクトでは、株式会社ピー・プランニング（本社：東京都港区、代表取締役社長石井均）と連携し、JAODAQが定めた共通フォーマットに則って、各地の大型ビジョン事業者からデータを集めていきます。最終的には、全国の50都市における400以上の大型ビジョンを対象にしたデータ集約が2025年度内に完了する予定です。また、今後はAIによるデータ分析機能や広告効果測定の高度化を図ることも視野に入れています。

ジャオダックの取り組み

ジャオダックは、屋外・交通広告媒体取引市場「JAODAQ」を開発・運営しており、現在約400社、3万点以上の広告媒体を扱っています。これまで、屋外・交通広告媒体を評価する基準を整理し、接触可能人数を算出する方法で定量価値を明確にするなどの取り組みを行ってきました。情報媒体力学の基盤を構築し、広告業界が抱える課題に挑んでいます。