VR空間で楽しむ「いけばな龍生展2021」
2021年11月21日から23日の間、東京・渋谷ストリームホールで開催された「いけばな龍生展2021 植物の貌」は、多くの訪問者を魅了しました。しかし、このコロナ禍では現地に行けないファンも多く、より多くの方々にこの素晴らしいイベントを体験してもらうために、ウェブ上での展覧会を開催することが決定しました。この展覧会は、特に訪れることができなかった方々や再度楽しみたい方に向けたものです。
ウェブ展覧会の詳細
このオンライン展覧会は、2022年3月31日までの期間限定で配信されています。訪問者は、特設のウェブサイトを通じて展覧会の様子を自宅で楽しむことができます。配信URLは
こちらです。
龍生華道会とその背景
龍生華道会は、1886年に初代家元吉村華芸によって創流された華道流派です。特に30~40代の女性層に支持されており、独自の美しさを追求するため、多くの生徒を抱えています。この流派は、日本の伝統的な芸術として重要な存在となっています。
VR技術の導入
今回の展覧会をオンラインで再現するために、錦明印刷は「Kinmei×doitVR」という新しいサービスを導入しました。このサービスでは、特殊な360度カメラを用いて撮影された画像を編集し、実際にその空間にいるかのようなリアルな体験を提供します。利用者は、手持ちのスマートフォンやPCから簡単にVR空間にアクセスできるため、地方在住の方々も参加しやすくなっています。
撮影のプロセス
龍生華道会のスタッフが自ら撮影を行い、撮影した画像はその場で確認が可能です。必要に応じて撮り直すこともでき、撮影の技術に自信がない方でも、安心して参加できる環境が整えられています。
コロナ禍の影響と新しい可能性
コロナ禍により、イベントの開催が困難となった中、オンライン展覧会は新しい解決策となりました。この形式により、全国・世界各地にいる人々を対象に、いつでもどこでも展覧会を楽しむ機会が生まれます。また、VRを活用することで、業界の形式が革新され、さらなる発展が期待されています。
Kinmei×doitVRの特徴
「Kinmei×doitVR」サービスは、簡単な操作で360度の画像を製作し、購買を促進するECサイトの構築もサポートしています。これにより、アートや商品展示を通じた販売機会も生まれ、参加者にとって有益なものとなっています。
これからの展望
錦明印刷は、長い歴史を持つ出版印刷会社でありながら、IT技術とフォトビジネスのノウハウを駆使して、VRという新たな分野でも成長を続けています。現状に適応して進化する姿勢は、今後の展覧会やイベントにおけるフレキシビリティを高めてくれることでしょう。
このように、「いけばな龍生展2021」を通じて得られた新しい体験は、未来のイベント文化に貢献することでしょう。VR技術の拡大により、これからも多くの人々がアートや文化に触れる機会が増えることが期待されます。
会社概要
錦明印刷は、東京都千代田区に本社を持つ印刷会社で、長い歴史と技術に裏打ちされた信頼があります。詳細は、公式サイトでご確認ください。
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