新たな日本の教育革新を目指す「日本アドミッションオフィサー協会」発足

教育の未来を切り開く「日本アドミッションオフィサー協会」設立

株式会社サマデイが設立した「日本アドミッションオフィサー協会」が、2024年9月1日に日本の入試制度の改革と学習者支援を目指してスタートします。この新しい協会は、総合型や学校推薦型選抜といった多様化する入試形態に対応するための指導者を育てることを目的としています。

設立の背景

日本の教育システムを見ると、入試制度はますます多様化しています。その中でも特に、総合型・学校推薦型選抜は、学生の特性を多面的に評価する新しい試みとして注目されていますが、これに伴う専門的な指導者の必要性がかつてないほど高まっています。これに応える形で設立された「日本アドミッションオフィサー協会」では、入試の重要性を再認識し、指導者育成に特化したプログラムを展開することで、学習者の能力を最大限に引き出すことを目指します。

プロ指導者の育成

協会の会長には慶應義塾大学名誉教授の安西祐一郎氏、理事長にはサマデイグループのCEOである相川秀希氏が就任。このチームは、独自の研修プログラムを通じて、専門的な知識と実践的なスキルを兼ね備えた「プロ指導者」の育成に力を入れています。

特に、注目すべきは協会が採用する教育方針です。偏差値に依存しない新しい評価軸を設けることで、多様な教育機関と連携し、未だ十分に制度化されていない分野を開拓します。

認定ライセンス制度の導入

「AOエキスパートPro」と「AOエキスパート」という二つのライセンス制度を設け、指導者としての専門性を高めるプラットフォームを構築。これにより、学習者だけでなく教育機関に携わるスタッフに対しても、的確な指導が可能となります。

結果を出すための未来のビジョン

協会は、全国の多様な教育機関との連携を強化し、デジタル技術を活用した洗練された学習システムを構築します。これにより、あらゆる地域で質の高い教育を受けられる環境を整え、教育の多様性を尊重する文化を育むことを目指しています。

また、国際的な視野を持ち、世界標準の教育を実現するための国際協力体制を構築することで、日本の学生がより良い進路を見出せるサポートを提供します。