マツダの組織風土改革と竹内都美子氏の取り組み
2024年10月25日、ALL DIFFERENT株式会社は特別セミナーを開催し、マツダ株式会社の執行役員兼CHRO、竹内都美子氏が登壇しました。このセミナーは、経営者や人事担当者にとって貴重な学びの機会となり、参加者の90%以上が「期待通り・期待以上」との評価を寄せました。セミナーのテーマは、「一人ひとりが主役に ~マツダの組織風土変革で挑む『ひと中心』の経営とは~」です。
マツダのビジョン
マツダが目指すのは、「いきいきとしたひとづくり」です。自動車業界において独自の技術で存在感を示すマツダは、さらなる企業成長の実現を見据えて、組織風土の改革に取り組んでいます。特に、CHROの竹内氏は、マツダ初の量産EV車である“MX-30”の開発を主導しており、現在は人材育成や組織戦略を推進しています。
竹内氏は「もっとも重要な経営資本は“人”である」という信念のもと、組織文化を変革するために、具体的なプログラムを提案しています。セミナーでは、これらの取り組みや、リーダーシップの重要性、そして人事部門の役割について詳細に説明され、参加者にとって貴重な知見が提供されました。
質疑応答の活況
当日のセミナーは、講演後の質疑応答セッションでも熱気が溢れました。経営者や人事担当者からは多くの質問が寄せられ、竹内氏は自身の経験を通じて、具体的なアドバイスや見解を述べました。参加者からは「組織をどのように変えてきたのかが理解できた」といった感想があり、92.1%の参加者が高い満足度を表しました。
今後の視聴や申し込みについて
本セミナーの内容は2024年12月19日から2025年12月18日まで、無料で視聴できる予定です。経営者、人事責任者、教育担当者が対象となっていますので、興味を持たれる方はぜひ申し込まれることをお勧めします。
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竹内都美子氏のプロフィール
竹内氏は、マツダに入社後、商品性評価ドライバーを経て、同社初の女性主査として量産EVの開発を指揮しました。その後、人事本部長を経て、2023年に女性執行役員として初のポジションに就任し、現在はCHROとして経営戦略に深く関与しています。竹内氏のリーダーシップの下、マツダは組織としての強化を図り、変革を進めています。
ALL DIFFERENT株式会社の役割
ALL DIFFERENT株式会社は、組織開発や人材育成の分野で数々の支援を行っています。特にHR×LEARNINGスペシャルセミナーは、2021年から始まり、累計7,000名以上の経営者や人事担当者に向けた知識とヒントを提供してきました。今後も多くの経営者に向けて、質の高いセミナーを提供していく方針です。
企業のリーダーとして、竹内都美子氏とマツダが如何にして組織風土改革を進め、社員一人ひとりを大切にする経営を実現していくのか、今後の動向が非常に気になるところです。