ミサワホーム「蔵のある家®」が30周年を迎え、進化する日本の住まい

ミサワホームが誇る「蔵のある家®」の30年の歩み

1994年に販売を開始したミサワホームの「蔵のある家®」が、2024年で30周年を迎えます。この記念すべき節目に、同シリーズは累計受注棟数78,800棟を達成しました。住まいにおいて、多くの方が抱える収納不足を解消するために開発された「蔵」は、居住空間に大きな貢献をしています。

「蔵」は、天井高1.4ｍ以下の大収納空間を設けることで、使い勝手の良い収納を実現し、居住スペースを有効活用できるように設計されています。この空間設計は、静かな住環境を保つ上でも重要で、上下階間の音の伝わりにくさを実現する役割を果たしています。さらに、アウトドア好きの方には外部からアクセスできる「一階蔵」や「平屋蔵」など、バリエーション豊かなプランも提案しています。

常に進化する住まいの提案

ミサワホームの「蔵のある家」は、住宅業界で初めて1996年にグッドデザイン賞グランプリを受賞したことでも知られています。この受賞は、従来の住宅にはなかった豊富な収納空間の提供を評価された結果です。特に、物が多くなりがちな二世帯住宅においても、適切に「蔵」を配置することで、リビングスペースの広さを確保できるようになりました。

加えて、ミサワホームは2004年から賃貸住宅においても「蔵」のアイデアを取り入れた「Belle Lead KURA」を展開。個々のライフスタイルに応じた空間提案を行い、入居者の満足度向上や高い収益性を確保するために努めています。賃貸住宅の中でもユニークな「蔵」を取り入れることで、収納課題を解決し、高天井によって他の賃貸物件にはない圧倒的な開放感を提供しています。

ブランド保護と社会貢献

ミサワホームは、ブランドの信頼性を維持するために様々な取り組みを行っています。「蔵のある家®」シリーズは、商標権や特許権を取得し、長年にわたってお客様のニーズに応え続ける製品として位置付けられています。また、近年では地球環境への配慮も強化し、ゼロ・エネルギー住宅の開発にも積極的です。

2022年には、より環境に優しい住まいを提供する「CENTURY 蔵のある家 ZEH ADVANCE」を発売し、賞も受賞しています。これにより、住まいづくりが環境に与える影響にも目を向け、持続可能な暮らしの実現に向けた取り組みを進めています。

今後の展望

「蔵のある家」は、現代の多様なライフスタイルにマッチした提案をし続ける存在です。昨今の在宅勤務の増加や自然災害への備えとしても活用できる「蔵」の収納空間は、今後も多くの人々の暮らしに寄与していくでしょう。ミサワホームは、未来の住まいを見据え、更なる革新を推進し続けます。

これからも「蔵のある家」を通じて、快適で豊かな生活の提供を目指していくミサワホームの姿勢から目が離せそうにありません。