イーソルトリニティが新たに取り扱う次世代設計ツール『Next Design』
2021年10月5日、イーソルトリニティ株式会社は、株式会社デンソークリエイトが開発した新しいソフトウェア設計ツール『Next Design』の取り扱いを正式に発表しました。このツールは、特に車載システム市場に特化しており、イーソルトリニティの豊富なエンジニアリングサービスと組み合わせることで、設計作業の効率化や品質の向上を強くサポートするものです。
なぜ『Next Design』が注目されるのか?
近年、組込みソフトウェアはその規模と複雑さを増してきています。その結果、設計情報が広範囲にわたり分散し、管理が難しくなるという課題が生じており、これが設計不整合を引き起こし、開発過程における手戻り作業を増加させています。これらの問題に対処するために、Next Designは登場しました。
このツールは、設計情報を単一のデジタル資産として一元管理し、メタモデル化された形式で仕様書や設計書を整理することが可能です。加えて、現場のニーズに合わせたカスタマイズもでき、特定の用途に応じた情報の見せ方を定義できる「ビュー」を使って、設計データの標準化や共有の促進が期待されています。
さらに、独自の設計環境機能をエクステンションで拡張することで、標品評価や検証データの生成などの作業が自動化され、開発工程のさらなる迅速化を助けます。
イーソルトリニティのエンジニアリングサービス
イーソルトリニティは、Next Designの販売にとどまらず、導入から現行設計作業に合った環境構築をサポートするエンジニアリングサービスも提供します。これは開発現場の特性を熟知したイーソルトリニティのスタッフによって行われ、効率的なツール導入を実現するための手助けをします。
イーソルトリニティの代表取締役社長上山伸幸氏は、「Next Designとエンジニアリングサービスを組み合わせることで、開発現場のニーズに柔軟に対応し、より効果的なツール導入を支援します」と述べています。
デンソークリエイト社の代表者もこの取り扱い開始を歓迎し、パートナーシップによりNext Designが更に広く活躍し、お客様の課題解決に貢献できることを期待するとコメントしています。
まとめ
『Next Design』の導入は、設計作業の効率化と高い品質の実現に向けた重要なステップとなるでしょう。イーソルトリニティは、今後もこの新しいツールを通じて、イーソルグループの知識と専門性を活かしたサービスを提供し続けると発表しています。もっと詳しい情報は
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