新4Kハイスピードカメラ
2024-10-15 10:24:36

小型軽量化を実現した4Kハイスピードカメラが登場!

株式会社フォトロンが2024年10月17日に新たに発売する『FASTCAM Mini R3-4K』は、ハイスピードカメラの中でも特に注目されています。本機は、4K解像度(4096×2304画素)で750コマ/秒、またFull HD解像度(1920×1080画素)では3,000コマ/秒での撮影を可能としています。さらに、最高撮影速度は15万コマ/秒に達し、これまで複数台のカメラが必要だった場面でも、1台で広範囲の撮影ができるようになっています。

この新型カメラは、高解像度による詳細な画像が得られるため、研究開発や実験の精度を大幅に向上させます。特に、自動車の衝突安全試験など、高い耐 G(加速度)を求められるシチュエーションには最適です。これまでのモデル『FASTCAM Nova R3-4K』と比べ、サイズは約60%、質量は約40%も軽量化されています。そのため持ち運びも容易で、任意の場所に設置することができます。

さらに、密閉タイプの筐体により、粉塵などの侵入を防ぎ、故障のリスクも低減されています。これにより、過酷な環境下でも信頼性高く運用が可能です。加えて、10GbEによるデータの高速転送が可能で、主電源の断線時にはセカンダリー電源に自動切り替えされるため、安心して使用できます。

また、撮影の際には多彩な機能も搭載しています。ダブルパルスレーザーとの同期によるランダムリセットトリガーモードは、PIV計測に特に有効です。さらに、エンジンのクランク角度信号に同期する可変周波数機能も備えており、様々な用途に応じた柔軟な撮影が可能です。ファン停止機能を活用することで、微小体の撮影においての静音性も確保されます。

このように『FASTCAM Mini R3-4K』は、ただのハイスピードカメラではなく、さまざまな厳しい条件での撮影とその後の解析を可能とする、先進的なテクノロジーを具現化しているのです。企業や研究機関、大学など、最先端の研究開発が行われる場面で、多くの利用が期待されています。

フォトロンは、この新しいカメラが持つ高い性能と多機能性を通じて、ユーザーの研究開発活動のさらなる進展を支援していく考えです。たゆまぬ技術革新をもとに、次世代のハイスピードカメラ市場をリードしていくことでしょう。

今後の展開に注目が集まります。詳細についてはフォトロンの公式サイトにて確認できます。


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会社情報

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株式会社フォトロン
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