中村学園が提案する新たな制服スタイルのご紹介

中村学園が提案する新たな制服スタイル

福岡市にある中村学園中学校・高等学校が、このたび新しい制服のデザインを導入しました。この新しい制服は、従来の"決められた通りに着る"という概念を脱却し、生徒個々の"自分らしさ"を大切にすることを目的としています。

TPOに応じた自由なスタイル

新制服では、TPO（時・場所・場合）に応じて自由にアイテムを組み合わせるスタイルが提案されており、生徒たちは自らの個性を表現することができるようになっています。これは、D&I（多様性の受容）の考え方を反映したもので、生徒一人ひとりが自分らしく輝ける学校生活をサポートします。

無限のバリエーション

新制服には、既製品のベストやセーター、カーディガン、さらにはプルパーカーやフルジップパーカーなど様々なアイテムが揃っており、自由なコーディネートが可能です。多様性が重要視される現代において、型にはめられるのではなく、それぞれの生徒が自分自身を表現できるような配慮がなされています。

ジャケットとスラックスの新デザイン

制服のジャケットとスラックスは、ストレートなシルエットの"α type"と、カーヴィーなシルエットの"β type"という２つのデザインが用意されています。また、バリエーション豊かなシャツやブラウス、ネクタイ、リボンを選ぶことで、自由なコーディネートが可能です。さらに、夏にはハーフパンツを選ぶこともでき、季節に応じたスタイルを楽しむことができます。

高機能で高級感あふれるデザイン

新制服は、福岡初の"ニュアンスカラージャケット"やオリジナルのチェック柄ボトムスを採用しており、独自性と高級感が両立しています。また、家庭用洗濯が可能で、伸縮性やデザイン性、高耐久性、撥水性、抗菌、消臭など、さまざまな機能が備わっており、お手入れの手間を軽減し、快適な学校生活を送ることができます。

制服に込められた思い

この新しい制服には、生徒たちが"ルールを守りながら個性を発揮したい"という想いが込められています。一方で、生徒の自主性を重んじながらも、学校への帰属意識を高めるために、ジャケットのエンブレムには学園のロゴマークが採用されています。このようにして、中村学園は温かい教育を提供し続けています。

新校設立に向けたこれからの展望

2026年4月には福岡市に新たに中村学園中学校・高等学校が開校される予定です。これにあたり、学校法人中村学園は男女共学への移行を行い、将来的には創立100周年を見据えた新たな教育の姿を目指しています。VUCAの時代により即した教育を実践し、次世代のリーダーを育成するために「人間教育」を基盤に、D&Iと自己実現の重要性を教えています。詳細は近日中に公開される予定です。