紫吹淳がVR映画で共生社会の未来を描くチャレフェス・ミュージカルに出演

紫吹淳が出演するVRミュージカル映画「チャレフェス・ミュージカル」

元宝塚歌劇団のトップであり、今もなおエンターテイメント界で活躍を続ける紫吹淳さんが、NPO法人チャレンジド・フェスティバルが主催するVRミュージカル映画に出演すると発表しました。このミュージカルは、楽しいエンターテインメントの力を通じて、障害のある人々との共生社会を実現することを目的としたプロジェクトです。

チャレフェスの理念と背景

チャレフェスは、東京オリンピック・パラリンピックの開催が発表される以前から「エンタメと障害福祉の力で共生社会を創る」との理念のもと活動を開始しました。初めは日比谷公園での小規模な文化祭としてスタートし、徐々に劇場を舞台にしたオリジナルミュージカルやファッションショー、音楽ライブなど多彩なイベントを開催しています。

これらのアクティビティを通じて、少数派とされる人々が自らの魅力を発揮し、周囲の人々にも思いやりとチャレンジの意識を育むことを目指しています。

言葉を超える新たな形

新型コロナウイルスの影響を受けた2020年、チャレフェスは活動のステージをライブからVRの世界へとシフトさせ、オリジナルのミュージカル映画「七つの光 EPISODE 0(ZERO)～誕生～」を制作することになりました。この作品は、完全に新しい形で障害者との共生をテーマにした物語を展開し、全世界に向けて配信します。

紫吹淳の想い

紫吹淳さんは、「イマジン」で有名なジョン・レノンの生誕80年と没後40年にあたる今年、共生と平和の大切さを伝えるこのプロジェクトに賛同しています。彼女は、役者としての自分の存在が少しでも多くの人々に「共生と幸福」の意識を芽生えさせる助けとなることを期待しています。「人一人の想像力が未来を変える」との信念を持ち、舞台での表現を通じて多くの人々に影響を与えることを目指しています。