羽田空港近くで実現するエコな旅の新スタイルとフェアトレード
東京都大田区に位置する「ホテルJALシティ羽田 東京」とその姉妹館の「ホテルJALシティ羽田 東京 ウエスト ウイング」は、持続可能な未来に向けた取り組みを進めています。このたび、この2つのホテルでは、東洋大学経済学部の吉田敦ゼミ生が考案したフェアトレード商品付き宿泊プランを開始しました。このプランは「Stepping Stone」という産学連携プロジェクトの一環で、フェアトレードの認知向上や利用促進を目指しています。
宿泊プランの詳細
この新しい宿泊プランは、2025年5月15日から12月31日までの間の予約受付が可能で、宿泊料金は大人1名14,000円(税・サービス料込み、宿泊税別)からです。このプランに申し込むと、国際フェアトレード認証コットンを使用した2Wayエコバッグをゲスト一人につき一つプレゼントします。
エコバッグのデザインと機能性
この2Wayエコバッグは、コンパクトに収納できるため、旅行中のサブバッグとして利用できるだけでなく、日常生活でも活躍します。サイズは、収納時が15cm、展開時は縦65cm×横26cmで、荷物が少ない時には小さめのエコバッグとしてもお使いいただけます。このバッグは「目に留まる商品を。羽田から踏み出す一歩」というテーマのもと、羽田空港から世界へ、フェアトレードへというメッセージを込めています。
産学連携による取り組み
プロジェクトのリーダーである志村美羽さんは、この商品開発の過程で“手に取りたくなること”を重視したと語ります。彼女たちの狙いは、日常の中で人々の目を引くデザインと実用性のある機能、そしてフェアトレードの価値をさりげなく届けることにあります。
「まずは使ってもらい、実はこれがフェアトレードの商品だったと知ることで、新たな関心を引き出せれば」との願いが込められています。これにより、宿泊客が自然とフェアトレードに触れ、その理解を深めるきっかけとなるのです。
フェアトレードの重要性
国際フェアトレード認証は、適正かつ公正な取引を促進するための基準を設け、守られた製品に付与されます。この基準を守っている商品は、各工程においてフェアトレードの条件が守られていることが保証されています。今回のプロジェクトでは、インドのフェアトレード認証工場Suvastra Indiaとの連携もあり、地域の文化や価値を尊重した商品開発が進められています。
また、ホテル側もこのプロジェクトを通じて、フェアトレード商品の普及啓発に取り組んでおり、客室やレストランでの取り扱い、さらには関連イベントの実施を行っています。
Hotel JAL City 羽田の魅力
「ホテルJALシティ羽田 東京」は、羽田空港から10分の距離にあり、利便性と快適な滞在が両立したホテルです。全308室にはWi-Fiが完備されており、様々なニーズに応えるレストランも併設。
一方、「ホテルJALシティ羽田 東京 ウエスト ウイング」は家族や友人との旅行に最適な選択肢であり、全103室を用意。両ホテルともに、快適で便利な滞在を提供しつつ、地域の魅力を発信しています。
結論
この宿泊プランは、単なる宿泊体験だけでなく、持続可能な未来への意識を高め、フェアトレードに対する理解を深める新しい試みでもあります。羽田空港という国際的な拠点から、地域のシンボルである穴守稲荷の魅力を織り交ぜ、訪れる人々の心に響くエコな旅を提案するこの活動に注目が集まります。ぜひこの機会に「ホテルJALシティ羽田 東京」での宿泊を検討してみてはいかがでしょうか。