乃村工藝社、東京2020オリンピック・パラリンピックのオフィシャルサポーターに就任し空間づくりに貢献

株式会社乃村工藝社は、東京都港区に本社を置く企業で、創業から126年の歴史を持ち、これまでに多様な空間デザイン、設計、施工に取り組んできました。このたび、乃村工藝社は公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会とオフィシャルサポーター契約を締結し、東京2020オリンピック・パラリンピックの成功に向けて力をいれていくこととなりました。

この契約は東京2020のスポンサーシッププログラムの一環として、本大会の内部空間・展示空間に対するデザイン、設計、施工を担当することが盛り込まれています。乃村工藝社は、これまでに商業施設、博物館、美術館、科学館などのプロジェクトを手がける中で培ったノウハウを活かし、さまざまな「心地よい空間」を創造する役割を担います。

また、乃村工藝社は、これを機に「今、共に立つ歓びを。」というメッセージを掲げています。日本を訪れる多くの観客や、各国の選手団が心地よく過ごせる空間を提供し、歓びと感動を生み出すことが目指されています。

乃村工藝社の榎本修次社長は、今回の契約が東京2020大会の成功に寄与することを期待しており、世界中のお客様に対して日本の文化や魅力を伝える機会として位置付けています。乃村工藝社が創り出す空間がどのような歓びと感動を与えるのか、今から多くの期待が寄せられています。

一方、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長である森喜朗氏は、乃村工藝社との協力を非常に喜ばしく思うとコメント。空間創造のプロフェッショナルとして、乃村工藝社の専門的な知識が、東京2020大会において多くの人々に喜びを伝えるための重要な要素となることを期待しています。

乃村工藝社は、館内の空間デザインだけでなく、特に観客のエクスペリエンスを向上させるためにも、その技術力と創造力をフル活用する予定です。スポーツの発展に貢献している同社は、2016年のリオデジャネイロパラリンピックに出場した西崎哲男選手をサポートするなど、スチューデントアスリート支援にも積極的に取り組んできました。

東京2020オリンピック・パラリンピックは、世界中から注目を集める重要な国際的イベントです。乃村工藝社がどのようにして日本の素晴らしさを発信し、多くの人に感動と歓びを提供するか、その成果が期待されています。契約の詳細として、契約期間は契約締結日から2020年12月31日までとされています。

空間創造のプロフェッショナルとしての乃村工藝社の責任は重大ですが、この新たな挑戦を通じて、また新しい価値を社会にもたらすことが期待されています。今後の動向に、ぜひ注目していきたいと思います。