ディーエムエス、クラダシとの提携でフードロス削減に寄与する新サービス開始

株式会社ディーエムエス（以下、ディーエムエス）は、東京都千代田区に本社を置く企業で、ダイレクトメールを中心とした多様なサービスを展開しています。このたび、同社は株式会社クラダシ（以下、クラダシ）との業務提携を発表し、特にフードロス削減に取り組む新たなサービスを提供することとなりました。本記事では、その詳細についてご紹介いたします。

事業提携の背景

ディーエムエスは60年以上の歴史を持ち、幅広い顧客基盤を構築してきました。最近ではデジタル技術との融合による新しいサービスを模索しており、企業の課題解決に向けた総合的なソリューションを提供しています。一方のクラダシは、フードロス削減を使命として掲げており、社会課題解決に取り組む企業です。二社の提携は、この共通の目的に基づいて実現しました。

クラダシの「Kuradashi」優待券サポートが今回の提携の核となっています。これは、消費期限が迫った食品や、見た目の問題で流通が困難な商品を取り扱い、消費者に特別価格で提供することで、フードロスを削減する仕組みです。従来の流通業界の枠を超えたビジネスモデルですが、この取り組みにより、売上の一部が環境保護や災害支援活動に充当されるため、社会貢献にも繋がります。

新サービス導入のメリット

ディーエムエスが提供する「株主優待品サポートサービス」に、「Kuradashi」優待券が加わることで、株主への新たな価値提供が期待されます。これにより、株主は通常の優待に加えて、特別価格で商品を購入できる機会を得ることになります。

1. 株主のロイヤリティ向上
「Kuradashi」優待券を利用することで、株主はフードロス削減に貢献しながら、お得に食品や日用品を手に入れることができます。この特別な体験を通じて、企業への愛着が高まります。

2. 企業ブランディングと社会貢献の強化
優待券の導入は、企業のサステナブル活動をアピールする手段ともなります。社会課題への取り組みを通じてのブランディングは、企業価値の向上に寄与するでしょう。

事業提携先の概要

提携先であるクラダシは、設立から約9年を経て、東京都品川区に本社を構えています。代表取締役社長は河村晃平氏で、主な事業は「Kuradashi」優待券の運営です。なお、資本関係や人的関係は存在せず、業務委託などの取引関係のみです。

業績への影響と今後の展望

ディーエムエスとしては、今回の提携による2026年3月期の業績への影響は軽微であると予想しています。しかし、今後の展開次第では社会的な影響が広がる可能性があります。企業のCSR活動として、フードロス削減を実現するこの新サービスは、社会的なニーズにも応えており、持続可能な社会の形成に寄与するものと考えられます。

詳しいサービス内容については、公式サイト「+D SOLUTION」をご覧いただければ幸いです。これからもディーエムエスは、社会貢献とビジネス成長を両立させる企業としての取り組みを続けてまいります。