Omioがグラナイト・インテグラルから資金調達
交通比較予約プラットフォームのOmio(オミオ)が、グラナイト・インテグラル(Granite-Integral)から約16.2億円(1,000万ドル)の戦略的投資を受けたことが発表されました。この資金調達により、日本国内でのパートナーシップの拡張や交通ネットワークの強化が目指されており、さらには東南アジア全域での展開も見込まれています。
投資の背景と展望
今回の資金調達は、増加している国際旅行者からの需要に応える形で行われました。アジア太平洋地域は、今後5年間で旅行市場として急速な成長が期待されており、多くの旅行者が複数の交通手段を駆使した旅程を計画しています。Omioは、そのための交通ネットワークを拡充し、旅程の検索や比較、予約を簡素化することを目指しています。
グラナイト・インテグラルは、アジアにおける旅行やテクノロジーの専門知識を持っており、今回の提携を通じてOmioは日本と東南アジアでの交通ネットワークをさらに強化できるでしょう。また、日本およびシンガポールを拠点にAI技術を活用した地域チームの拡大も計画されています。
この投資は、今年初めに日本での大規模なローンチを経て、Omioが好調な成長を実現している中で行われました。特に、人気の「ゴールデンルート」に加え、山岳地帯や沿岸地域などの地方の観光地への高い需要を見込んでいます。Omioは、KoboやWILLER EXPRESSなどの提携事業者との連携を強化し、国内の交通網をさらなる成長へ導く方針です。
Omioは現在、48カ国で交通機関の予約サービスを展開しており、年間で10億人以上の利用者を誇ります。この成果は、驚くべきペースで、毎秒1人がOmioのプラットフォームを使用しているという計算にもなります。今後の投資活動は、次世代のグローバルモビリティを支えるインフラの構築に向けた重要なステップとなります。
Omioは2028年までに70以上の市場へ展開を目指しており、日本と東南アジアはその成長戦略の中心となる地域です。
コメント
Omioの創業者兼CEO、ナレン・シャーム氏は「日本は現在、世界で最もエキサイティングな旅行市場の一つです。多くの旅行者が日本を訪れますが、特に主要都市を離れると、交通手段の選択がなおも複雑になることがあります。Granite-Integralの専門知識を借りて、日本でより「つながる旅」を実現し、さらに東南アジアでの存在感を強化して、未来の旅行体験を創造していきます」とコメントしています。
一方、Granite-Integralの共同代表CKチョン氏は、「日本と東南アジアはグローバル旅行市場において重要な地域であり、両地域の旅客ニーズにはつながりを求める声が高まっています。Omioは、旅行体験の断片化を解消するために必要なテクノロジーとネットワークを持っており、当社はその成長を支援できることを嬉しく思います」と述べています。
会社概要
グラナイト・インテグラルは、グラナイト・アジアとインテグラル・コーポレーション(東証:5842)の合弁事業で、1億米ドルの資金を運用しています。アジア太平洋地域における技術投資と、インテグラルのビジネス運営の専門知識を組み合わせて、成長段階にあるテクノロジー企業を支援しています。消費者向けテクノロジーからフィンテック、ヘルステックに至るまで広範な分野で事業を展開しています。Omioは、2022年以降、世界中の顧客に対して新たな旅行体験を提案し続けています。
詳しい情報はOmio公式ウェブサイト(https://www.omio.jp/)を参照してください。