商店街の魅力を自分たちの手で発信
商店街の活性化と地域発信力向上を目的に、宮崎県商店街振興組合連合会は「令和8年度 みやざき商店街 魅力発信人材育成事業」を開始する。全国初となるこの取り組みには、定員20名に対して22名が応募し、商店街の魅力を自らの言葉で発信したいという意欲が高まっている。
全国初の試み
宮崎県商工観光労働部商工政策課によると、全国的に見ても商店街に特化した発信人材育成事業は前例がない。この事業は、「商店街の発信は自分たちの手で」というコンセプトのもと、商店主や地域活動に参加している人々が、講師の指導の下で外部へ依存せずに商店街の魅力を発信するためのスキルを学ぶ内容になっている。
応募者の声
募集締切日の令和8年8月20日には、すでに定員に達しており、その後も参加を希望する問い合わせが殺到した。このことから、地域の商店街に対する発信力の強化に対する要望が強いことが伺える。応募者は商店街に直接関係する人々だけでなく、地域振興に関心のある事業主や多様な年代層(30代から60代)からも集まった。
講座内容
9月11日には、第一回講座が開催される。テーマは「発信テーマの見つけ方」「商店街の分析」「お客様目線で商店街を見る体験ワーク」となっており、講師には中小企業診断士の諏訪園哲哉氏が招かれている。参加者は、商店街の分析やお客様の視点での体験を通じて、自らの発信テーマを見出すことを目的としている。
講師のプロフィール
諏訪園哲哉氏は、宮崎を拠点に中小企業の経営支援を行っているコンサルタントである。経営分析や新商品開発、DX推進を専門にしており、商店街活性化への支援経験も豊富。彼の視点は商店街全体を見つめることが重要だと語っており、受講者たちに「なぜ発信するのか」といった根本的な問いを共に考えていく姿勢が特徴的である。
発信の手法
この講座では、Instagramやnoteといったデジタルプラットフォームを利用した情報発信の重要性が強調されている。宮崎商店街専用のInstagramアカウント「みやざき大好き商店街」を開設し、参加者が一丸となってコンテンツを育てていく試みも行われている。また、noteを通じて事業の進行を記録し、地域での取り組みを持続的に周知することにも力が入れられている。
結論
この商店街の人材育成事業は、参加者個々の発信力を高めるだけでなく、商店街全体の魅力を再発見する場として期待されている。全体と個別を組み合わせた多彩な講師陣によるサポートが、地域の発信力をさらに高めていくことだろう。今後の講座でどのような成果が見られるのか、注目が集まる。
【本件に関するお問い合わせ】
宮崎県商店街振興組合連合会
電話: 0985-29-6234(平日9:00-17:00)