MIMARUと京セラのmatoil、アレルギー対応食で旅行を快適に
京セラ株式会社が運営する食物アレルギー対応サービス「matoil(マトイル)」と、株式会社コスモスホテルマネジメントが運営するアパートメントホテル「MIMARU(ミマル)」が、画期的な取り組みを開始しました。2023年11月18日より、食物アレルギーやグルテンフリーに対応した食事の提供サービスを開始したのです。
MIMARUは、キッチン付きの広々とした客室が特徴のアパートメントホテル。matoilから届く冷凍の食事を、客室で湯煎で温めていただくことで、アレルギーを持つ旅行者でも安心して食事をとることが可能になります。
背景:旅行中の食事の悩みを解消
食物アレルギーを持つ人にとって、旅行中の食事は大きな負担です。レストランやコンビニでも、安心して食べられるものが限られてしまうからです。特に、訪日観光客は、自国の調味料を持ち込み、キッチン付きの宿泊施設で自炊するケースが多いようです。
matoilでは、これまでもアレルギー対応食の宅配サービスを提供していましたが、宿泊施設への事前確認や、受け取りの手間など、課題がありました。しかし、今回のMIMARUとの連携により、MIMARUのスタッフが食事を受け取り、客室の冷蔵庫に保管してくれるため、旅行者はこれらの手間から解放されます。
このサービスによって、世界中から訪れるアレルギーを持つ旅行者も、食事の心配をすることなく、日本の滞在を楽しむことができるようになります。
matoilの食事:オーダーメイドも可能
matoilでは、旅行初日の1ヶ月前までに予約を受け付けています。セットメニューから選ぶこともできますし、お客様のニーズに合わせたオーダーメイドも可能です。
例えば、「卵乳小麦不使用の朝食セット」は、ウインナーパン、ハンバーグ トマトソース、ジャーマンポテト、ほうれん草とコーンのソテーの4品で構成され、価格は2,800円(税込)です。価格は、食事内容によって異なります。
安心と快適を提供する取り組み
両社は、このサービスを通じて、誰もが自由に食事を楽しめる社会の実現を目指しています。アレルギーを持つ人にとって旅行のハードルを下げ、より快適な滞在をサポートする、画期的な取り組みと言えるでしょう。
まとめ:旅行の新たな選択肢
MIMARUとmatoilの連携によるアレルギー対応食の提供サービスは、旅行者のニーズに応えるだけでなく、日本の観光業界のインクルージョンを促進する一歩となるでしょう。今後、この取り組みが、より多くの人々に広がり、旅行における食事のバリアフリー化が進むことが期待されます。
会社概要
matoil
所在地:東京都世田谷区上北沢4丁目15-12 1F
サービス内容:食物アレルギー対応の食事宅配サービス、オーダーメイドミールキット販売、イベント開催など。
公式HP:https://www.matoil.jp/
MIMARU
ホテル所在地:東京、京都、大阪の27施設
サービス内容:キッチン付きアパートメントホテル
公式HP:https://mimaruhotels.com/
* サステナビリティページ:https://mimaruhotels.com/sustainability/
お問い合わせ
日本語:https://forms.office.com/r/U23wxznwe0
英語:https://forms.office.com/r/F49krYgLRb