オルタナティブロック界の巨星ザ・スマッシング・パンプキンズが新作を発表！

ザ・スマッシング・パンプキンズが新アルバム『Aghori Mhori Mei』をリリース

オルタナティブロックの巨星、ザ・スマッシング・パンプキンズが通算13作目の新アルバム『Aghori Mhori Mei』を2024年8月2日にリリースすると発表しました。このアルバムは、フロントマンのビリー・コーガンが約10年にわたり続けてきた多作ぶりを象徴する作品でもあります。

バンドは、昨年に1995年の名作『Mellon Collie And The Infinite Sadness』や2000年の『Machina / The Machine Of God』の続編として、壮大で冒険的なロックオペラ『ATUM』の最終章をお届けしました。この高評価の3枚組アルバム制作後、コーガンは休むことなく新たなスタジオ録音に取り掛かりました。彼は2024年にも新作をリリースする計画を立てており、その中で『Aghori Mhori Mei』の制作を完了させました。

アルバムに込められた思い

コーガンは新作制作に際し、「故郷には二度と帰れない」という古い格言に興味を持ったと語っています。「この考えは私にとって真実でしたが、何とかしてそれを試してみたいと思いました」と彼は語り、感傷的ではなく前進の手段として過去を振り返るべきだと強調しています。1990年代に形成された自分たちの音楽制作が今もなおインスパイアされ続けるのか、その成果を形にしたいという思いが込められています。

新アルバムは、前任のギタリスト、ジェフ・シュローダーが脱退した後の新体制で制作された初の作品です。全10曲、約45分の作品であり、7月末から始まる北米ツアーには新ギタリスト、キキ・ウォンが参加します。

ビリー・コーガンの意気込み

アルバムのティーザー動画の中でコーガンは、「僕たちは36年間にわたり、ロックンロールというゲームをプレイしてきた」と語り、自身のアルバムについて正しい聴き方を提案しています。「このアルバムが我々の成したことを再確認する場になれば嬉しい」と述べ、ファンに響く作品であることを願っています。

オリジナルメンバーの復帰

シューゲイザースタイルのギタープレイで知られる元メンバー、ジェームス・イハも新作についてコメント。「バンドのオリジナルメンバーと一緒に演奏するのはごく自然な感覚で、久しぶりに感じる高揚感は、自転車に乗る感覚のようだ。僕たちの音楽スタイルは常に独特で、様々なダイナミクスを持っている」と語りました。

輝かしい歴史を歩んできたザ・スマッシング・パンプキンズ

1988年に結成されたザ・スマッシング・パンプキンズは、ロックやポップ、シューゲイザー、メタル、ゴス、サイケなど多様なジャンルを横断した唯一無二のサウンドを提供し続けています。これまでに3,000万枚以上のアルバムを売り上げ、グラミー賞の受賞歴も持つ彼らは、現在も音楽シーンの最前線で活動を続けています。これまでの経歴の中で、名作『Gish』や『Siamese Dream』、『Mellon Collie And The Infinite Sadness』などは特に知られ、多くのファンを魅了してきました。

アルバム『Aghori Mhori Mei』は、彼らのこれまでの準備の集大成とも言える作品であり、期待が寄せられています。公式サイトやSNSでも新情報が随時アップデートされる予定なので、ぜひチェックしてみてください。