Qunoの初公演『増える部屋』が2025年に上演、未来の舞台を拓く

Qunoの初公演『増える部屋』が迫る！

演劇の新しい波が訪れます。Quno（旧プロジェクトチヨ）が改名後の初公演『増える部屋』を2025年8月8日から10日まで開催します。舞台は東京都目黒区のギャラリーあるかぶるで、チケットは現在販売中です。生き生きとした発想で空間を演出するQunoは、劇場の枠を超えた新たな体験を提供します。

この作品は、『仕事を休もう。思い出に迷おう。偉大なる大人の探検。』というテーマのもと、登場人物たちが無数の「部屋」を探索する物語です。隠れた探し物を求め、彼らの歩みは自己の過去に繋がる旅にもなります。作品全体を通して、過去の経験や感情が空間を形作り、観客に心に響くメッセージを届けます。

物語の深層に迫る

『増える部屋』は、2人の俳優と1名の映像出演者によって構成され, 舞台上にはまるで無限の人物や部屋が存在するかのように感じさせます。観客は、空間演出の巧みさに魅了され、まるで自分が部屋の一部であるかのような没入感を体験することでしょう。「部屋」は過去の集合体であり、好きなもの、嫌いなもの、人々が抱いた感情を象徴しているのです。

この作品は、大人としての生き様を模索する人々や、変化する環境に戸惑う人たちに寄り添った内容となっています。人と部屋の関わりの変化を描いた本作は、観客に自己を見つめ直すきっかけをもたらすことでしょう。

クリエイターの紹介

演出を手掛けるのは、藤井ちよりさん。多摩美術大学卒業後、演出や制作をこれまでに手掛けてきた経験を活かし、空間づくりの重要性を強調しています。彼女はQunoという新たな演劇団体を立ち上げ、柔軟かつ境界のない創作活動を行うために日々探求しています。

作家である山本悠さんは、多摩美術大学での演劇の勉強を経て、ソーシャルワーカーの経験から得た社会問題への関心を作品に反映させています。彼の作品は、観客にリアルな感情を触れ合いを通して伝えるもので、特に人間関係や社会との接点に力を入れています。

公演情報

『増える部屋』は、次の日程で開催されます：

- 2025年8月8日（金）18:30
- 2025年8月9日（土）14:00 / 17:30
- 2025年8月10日（日）14:00 (収録のためカメラが設置されます)

会場はギャラリーあるかぶる（東京都目黒区上目黒2-41-9-B1F）。アクセスは中目黒駅から徒歩10分、祐天寺駅からは徒歩7分です。チケット料金は一般3,500円、22歳以下は2,500円、高校生以下は1,000円とお手頃です。

チケット情報

チケットの購入はカンフェティを通じて可能で、一般は特別価格で2,500円になります。公演に関するお問い合わせはQuno制作部までお気軽にどうぞ。

演劇を楽しむ絶好の機会です。新しい視点で語られる物語を、ぜひご自身で体験してみてください。心の旅、そして新たな出発点となるこの作品を見逃さないでください。