ニューヨークのファッションエデュケーションセンター、LIMカレッジ
ニューヨーク・マンハッタンの中心に位置するLIMカレッジは、アメリカのトップファッションビジネス大学として知られています。この度、学校法人日本教育財団がLIMカレッジの株式を100%取得し、本学の傘下に組み込むことが決定しました。この合意は、国内外のファッション界に新たな風をもたらす期待が寄せられています。
日本教育財団は、東京・大阪・名古屋・パリといったキャンパスを展開する専門学校「モード学園」と、ファッションとビジネスに特化した国際ファッション専門職大学を運営しています。これらの教育機関は、将来のファッション業界で即戦力となる人材を育成することを目指しており、独自の教育プログラムを展開しています。
LIMカレッジの教育スタイル
LIMカレッジは1939年に設立され、ファッションとライフスタイルビジネスを専門とする大学として、長年に渡って優秀な人材を輩出してきました。特に、インターンシップ制度が充実しており、学生はLouis Vuitton、Chanel、Gucciなどの世界的なラグジュアリーブランドや、NIKE、Microsoft、Financial Timesなど、幅広い業界での実践的な経験を積むことができます。この実績により、VOGUE誌からも「最高のファッションスクール」として高い評価を受けています。
東京・パリ・ニューヨークの三極体制
日本教育財団とLIMカレッジの連携により、東京・パリ・ニューヨークの三極体制が構築されます。これにより、各地域の良さを活かした国際的な教育環境が整備されることが期待されています。特に、東京では「モード学園」、パリでは「エスモード」や「クレアポール」との連携によって、デザインやビジネススキルを学ぶための多様な学びの場が提供されます。
さらに、国際ファッション専門職大学は、2019年に設立された日本初のファッションとビジネスに特化した専門職大学で、学生がグローバルな視点を持つイノベーションリーダーになるための育成を行っています。学生は卒業時に、国際的に通用する学位を取得できることも大きな魅力です。
環境が人を育てる
今後の教育方針として、「環境が人を育てる」という理念の下、ファッション業界の未来を見据えた質の高い教育環境を整えていく方針を掲げています。この新しい体制により、学生たちは世界の最前線で活躍するためのスキルを身につけ、自信を持って業界に飛び込むことができるようになるでしょう。
今後の展開が楽しみなLIMカレッジ。国際的なファッション教育の一翼を担う存在として、さらなる飛躍が期待されます。