ビクセン結露防止コントローラー
2024-08-30 16:34:08

株式会社ビクセンが結露防止ヒーターコントローラーを9月6日より販売開始

株式会社ビクセンは、シュミットカセグレン天体望遠鏡の利用者向けに新しい商品を発表しました。2024年9月6日から販売が開始される「Smart DewHeater Controller 2X/4X」は、天体観測時の結露を効果的に防ぐためのヒーターコントローラーです。この商品は、同社が培ってきた光学技術をもとに、さらなる観測環境の改善を図っています。

「Smart DewHeater Controller」は、結露防止ヒーターと組み合わせて使用することで、その温度を自動的に調整します。新たに出荷されるこの2つのモデルでは、2Xが2台、4Xが4台のデバイスを調整可能であり、複数の天体観測機器を一元管理して便利に使うことができます。これにより、観測者は結露からくるトラブルを最小限に抑え、よりスムーズに観察に集中できる環境を提供することができます。

各モデルには温度と湿度のセンサーが搭載されており、周囲の気象条件に基づいてヒーター温度が調整される仕組みです。この自動調整機能は、加熱し過ぎることを防ぎつつ、消費電力を抑えることが求められます。さらに、別売のサーミスタを追加すれば、セレストロン製以外のヒーターにも対応できるため、製品の汎用性が高まります。

例えば、「Smart DewHeater Controller 2X」モデルは最大120W、10Aまでの電力を扱うことができ、セレストロン製の架台との接続が容易です。4Xモデルはさらにパワフルで、最大240W、20Aの電力を処理可能で、12V DC出力端子が4つ搭載され、さらに1つは可変電圧出力に対応しています。このため、デジタル一眼レフカメラを使用する際にも便利です。

また、両モデルには豊富な出力ポートが装備されており、特にUSB3.2のUSB-Aポートが3つ用意されている点は非常に魅力的です。これにより、各デバイスをコンセントに繋ぐ必要がなく、ケーブル管理が簡単になります。加えて、NexStar+ハンドコントローラーや専用ソフト「CPWI」との接続が可能で、これによりUSBポートの電源を効率的に管理し、エネルギーの無駄を省くことができます。

取付けも簡単で、セレストロンの三脚に取り付けるためのストラップが付属している他、ビクセン規格のCG5やCGEアリガタプレートに直接取り付けることもでき、さらなる使い勝手を向上させています。ストラップを利用することで、より安定した観測が可能となります。

これらの製品は受注生産となるため、購入を希望される方は早めの申し込みが推奨されます。興味のある方は、株式会社ビクセンの公式ウェブサイトでさらに詳細を確認できます。天体観測をより快適に楽しむための新しいアイテムとして、ぜひ注目していただきたい製品です。


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会社情報

会社名
株式会社ビクセン
住所
埼玉県所沢市東所沢五丁目17番地3
電話番号
04-2944-4000

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