鈴木のりたけの新作絵本『たれてる』が登場!
2024年10月9日、絵本作家鈴木のりたけ氏の最新作『たれてる』が発売されます。彼の代表作『大ピンチずかん』に続く新たな作品が、どんな驚きで読者を楽しませてくれるのでしょうか。
この絵本は、ドーナツやアイスクリームにチョコレートソースが『たれてる』様子を描いた、ユーモア溢れるストーリーです。「あれ、ちょっとかけすぎじゃない?」という言葉が出てくるような、魅力的なシズル感を持つイラストが、ページをめくる手を止めさせません。この作品は、子どもたちが楽しみや発見を感じながら読み進められるように工夫されています。
新シリーズの誕生
『たれてる』は、鈴木氏の新しいシリーズ「?と!のえほん」の第一弾。これは子どもから大人まで楽しめる、絵の面白さを大事にした企画です。鈴木氏は、絵本を通じて驚きや発見を体験できるようにしたいと語っています。この新シリーズでは、直観的に伝わる絵やシンプルな表現に重点を置いており、ページをめくるたびに「?」と「!」が読者を引きつけ、その繰り返しが夢中になれる魅力を生み出しています。
鈴木氏は、子どもたちとの日常生活の中で感じたことがアイディアの源になっていると言います。『たれてる』というテーマも、彼の子どもたちが食事中に「たれてる」と言いながら事が続く様子から生まれました。食べ物がたれる様子は、子どもたちとのコミュニケーションの中での共通体験とも言えます。
鈴木のりたけ著者プロフィール
鈴木のりたけは1975年に静岡県で生まれ、グラフィックデザイナーから絵本作家に転身しました。彼の作品は数多くの賞を受賞しており、『ぼくのトイレ』での受賞歴をはじめ、絵本作家としての地位を確立しています。現在も千葉県在住で、2男1女の父として日々の生活の中でアイディアを得ているようです。
期待される発売記念イベント
『たれてる』の発売を記念して、2024年10月27日に鈴木のりたけ氏のサイン会が開催されます。会場は、紀伊國屋書店武蔵小杉店前の特設会場で、先着80名に整理券が配布される予定です。事前に掲載された情報をもとにお買い物をして、整理券を手に入れることが参加条件となります。
この新作絵本は、親子での読み聞かせに最適であり、コミュニケーションを深める良い機会になるでしょう。ユーモアと驚きを兼ね備えた『たれてる』、ぜひ手に取ってその魅力を感じてみてください。