ANNAIが新サービス『スマグレ』を発表
2024年12月13日、ANNAI株式会社がWebサイトのリニューアルに伴うコンテンツ移行を効率化するためのSaaSサービス『スマグレ(Smart Migration)』のβ版を発表しました。このサービスは、自社サイトに多数のページを抱える企業や、移行作業を請け負うWeb制作会社・システムインテグレーターのために設計されています。また、同時にβ版の利用者募集も開始しました。
『スマグレ』が解決する課題
近年、企業はWebサイトのリニューアルやCMSへの移行を進める中で、大量のコンテンツ移行作業が求められています。特に、数千ページに及ぶウェブサイトの場合、手動での移行は非常に費用がかかり、時間もかかるため多くの課題を抱えています。主な問題点としては、以下のようなものがあります。
- - 移行に伴う作業の工数増加と高コスト
- - リンク切れやデータ欠損などの移行ミス
- - プロジェクトの納期遅延
こうした課題に対し『スマグレ』は、自動化や高精度な作業を通じて、Webサイト運営者や制作会社にとって、よりスムーズで高品質な移行体験を提供するために開発されました。
『スマグレ』の特長
『スマグレ』には、以下のような優れた機能が備わっています。
- - 自動化:移行元サイトのURLを指定するだけで、全ページ情報を迅速に取得。
- - 高精度:リンク切れや設定ミスを抑え、スムーズかつ正確な移行を実現。
- - 大規模サイト対応:数万ページのウェブサイトでも安定した移行性能を提供。
- - 低コスト:1ページあたり1,000円からの料金設定で、予算に優しい。
- - 一元管理:移行前後の画面比較機能やコメント機能を用いて、作業を一括で管理可能。
対象となるユーザー
このサービスは以下のようなニーズを持つ企業や制作会社に向けて設計されています。
- - 大量のコンテンツを抱える企業。
- - 移行業務を行うWeb制作会社やシステムインテグレーター。
- - リソースを有効活用したい広報やIT担当者。
- - 短納期で質の高い移行を目指す制作チーム。
今後の展望
『スマグレ』は、今後さらに進化していく予定です。移行前にコンテンツを蓄積・編集・確認できる新機能を導入し、ヘッドレスCMSとしても活用できるようにする計画です。また、ユーザーからのフィードバックを基に機能や操作性を向上させ、様々なニーズに対応できるプラットフォームへと成長します。
利用申し込みやサービス詳細
β版に申し込みたい方やサービスに関心がある方は、ANNAIの公式サイトで詳細を確認し、申し込みフォームから手続きが可能です。移行先環境としては、amazee.io及びDrupalの利用が推奨されています。これにより、スムーズにサービスを利用し始めることができます。
世界中のブランドサイトや製品サイトを一元管理できるamazee.ioは、ISMSやSOC認証を取得し、高いセキュリティを誇るエンタープライズ向けホスティングプラットフォームです。
ANNAI株式会社について
ANNAI株式会社は、東京を拠点にDXソリューションを提供する企業です。特に、大企業や政府機関、高等教育機関に多数の導入実績があります。顧客にはNTTコミュニケーションズや東京大学などが含まれ、高度なプロダクト開発とともに顧客の事業成功を支援しています。詳細は公式サイトをご覧ください。