和歌山市で自動運転バスの実証運行がスタート！観光名所を巡る新たな移動手段

和歌山市の自動運転バス実証運行

和歌山市では、1月29日から自動運転バスの実証運行が始まります。この取り組みは、市内の路線バス事業者の乗務員不足を解消し、観光名所への二次交通手段を提供することを目的としています。さらに、地域の活性化にも寄与します。

今回の実証運行では、和歌山バス株式会社と協力し、前年よりも拡大した約5.3㎞の循環ルートを設定しました。このルートは自動運転レベル2で運行され、信号連携や遠隔監視システムも導入されています。これにより、将来的な自動運転の実装に向けた貴重なデータが収集されます。

実証運行のルートは、和歌山城周辺を中心としたもので、停留所は3か所に設置されています。搭乗する際の運賃は試行運転中は無料で、車両には伝統的な「紀州てまり」のデザインが施されています。このユニークなラッピングが、観光客や市民にとっての新たな魅力となるでしょう。

自動運転バスの特長

自動運転バスは、最新の技術を搭載し、安全で快適な移動を提供します。運行中は、運転をサポートするためのセンサーやカメラが使用され、周囲の状況を常に把握しています。これにより、事故のリスクを軽減し、安全性を高めています。

安全対策だけでなく、快適なサービスも提供されます。車内は広々としており、観光客がリラックスして観光地を楽しめるよう工夫されています。また、撮影スポットとして有名な和歌山城を通過するため、観光客が自動運転バスを利用することで、より楽しい思い出を作ることができます。

利用方法とお問い合わせ

自動運転バスの利用は非常に簡単です。試行運転期間中は運賃が無料のため、気軽に乗車できます。また、運行時間や運行ルートなどの詳細は、和歌山市の公式ホームページやお電話で確認できます。

お問い合わせは、和歌山市和歌山城整備企まで。電話073-435-1016、またはメール[email protected]でお気軽にどうぞ。