「Classic Movie Reading」は、世界中で愛される名作映画を、朗読劇という形で観客に届けるシリーズ。第3弾となる今回は、1949年に公開された名作映画『若草物語』を原作に、7月6日(土)から7日(日)まで、銀座・博品館劇場にて上演されます。
今回の舞台では、宝塚歌劇団OGの有沙瞳、綾凰華、小泉萌香、星南のぞみの4人が、マーチ家の4姉妹を演じます。長女・メグ役の有沙は、穏やかな笑顔と落ち着きのある声で、家族の支えとなる姉の温かさを表現。次女・ジョー役の綾は、活発で夢に向かって突き進む強い女性の姿を見せ、家族への愛情と作家としての葛藤を見事に表現しています。三女・エイミー役の小泉は、幼い頃のわがままな一面から、成長していく過程を繊細に演じ、観客を魅了します。そして、末っ子・ベス役の星南は、内気で繊細なベスの優しさを、愛らしく表現しています。
演出は、映画を元に独自の解釈を加えた下平慶祐氏が担当。4人だけで、様々な登場人物を演じ分けるという、朗読劇ならではの挑戦が見どころです。個性豊かな4人が織りなす、それぞれのキャラクターの心情や成長、そして家族の絆が、観客の心を温かく包み込みます。
劇中では、姉妹の成長だけでなく、周囲の人々との関係性も描かれており、家族、友情、恋愛など、様々なドラマが展開されます。特に、姉妹それぞれの人生における喜びや苦しみ、そして成長を丁寧に表現している点は、観客の共感を呼ぶでしょう。
演出は派手さはありませんが、照明やセット、映像を効果的に使い、観客の想像力を掻き立てます。朗読劇という形式でありながら、登場人物たちの感情や物語の世界観を鮮やかに表現している点は、見逃せません。
公演は、7月7日(日) 16:00の千穐楽公演がRakuten TVでライブ配信されます。ライブ配信チケットは3,500円(税込)で、7月14日(日) 23:59まで見逃し配信も可能です。
宝塚歌劇団OGの4人が紡ぐ、名作『若草物語』の世界。愛と成長、そして家族の絆を描いた感動的な物語を、ぜひ劇場で、またはライブ配信で体感してみてください。