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Comobi株式会社が「ソーシャルチェンジメーカーズ」で優勝

Comobi株式会社が、日本財団とImpacTech Japanが共同運営する「ソーシャルチェンジメーカーズ」（SCM）のピッチプレゼンテーションで見事優勝を果たしました。Comobiの代表、マチュー・ギヨウム氏は、この成果に誇りを感じており、スタートアップとしての成長を実現できたことを強調しています。

ソーシャルチェンジメーカーズ（SCM）とは

SCMは、社会課題の解決に取り組むシード期のスタートアップ向けの支援プログラムです。2019年から運営されており、社会的インパクトを生み出すことに特化したアクセラレーターと日本最大の助成事業を推進する日本財団が協力しています。このプログラムでは、経営の基本から投資家に向けたプレゼンテーションの技術に至るまで、多岐にわたる教育を行っています。

このプログラムには、過去に約30社が参加。現在進行中の第4期には、全国から70社を超える応募があり、厳選された12社が選ばれました。Comobiもその一社です。

Comobiのサービス「あそびをあたらしく」について

Comobiは、子どもたちがより積極的に「遊ぶ」機会を提供することを目指しています。特に、デジタル化が進む現代社会において、子どもたちがスマートフォンやタブレットに多くの時間を費やしている現実を憂い、従来の「遊び」が失われつつあることに対して、約80%の親が不安を抱いているとの調査結果もあります。

そこで、Comobiは子ども専用のデバイスを開発し、デジタルコンテンツプラットフォームを通じて、「遊び」をリアルに体験できる環境を提供します。従来の教育やエンターテイメントとは違ったアプローチで、子どもが喜びを感じる体験を重視しているのです。

具体的には、子どもたちが大好きとする絵本をデジタル技術でより豊かにし、親子が絵本を通じて美しい物語に触れ合えるような体験を提供します。これにより、親が子育てを楽しむことができ、子どもたちが健康に成長することを応援します。

Comobiの未来への展望

Comobiは、今後も子どもたちに安全なテクノロジーを届け、より良い育成環境を整えることを目指しています。2024年末までに新商品を日本市場に投入する予定で、現在は製品設計や開発を進行中です。プレシードラウンドの投資も9月までにクローズする計画です。

Comobiが提案する未来のテクノロジーは、親と子が安全に楽しむことができる新たな遊びの形を創出することでしょう。子どもたちの成長と親の安心を両立させることで、豊かな家庭環境が実現されることに期待が高まります。今後の展開が楽しみです。

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