エンジニア選手権 CoRE 2025 概要
2025年3月29日から30日まで、島津アリーナ京都にて開催された「The Championship of Robotics Engineers」、通称CoRE。これは技術者育成を目指すロボット競技の一環であり、参加資格は年齢を問わず、初心者からプロまで幅広い層が集いました。昨年に引き続き、各大学や企業から多様なチームが参加し、競技を通じて協働性や技術力を問われる場となりました。
競技の結果
今回の大会で注目されたのは、MA-KINGチームの初の総合優勝です。同チームは、これまで受賞がなかった総合優勝を目指して技術の向上とチーム運営の強化に取り組んできました。その努力が結実し、今回の結果を得ることができました。
総合優勝の他にも、MA-KINGは多数の技術賞や運営部門での賞も受賞し、名実ともにトップチームとなりました。具体的には、革新的技術賞や優秀広報賞、また個人部門では優秀キャプテン賞に槇原豊選手が輝き、選手たちの技術力とチームワークの賜物とも言える結果です。
MA-KINGのキャプテン、槇原豊のコメント
槇原選手は「この大会は単なる競技だけでなく、エンジニアとしての姿勢や開発プロセスも評価されるところが素晴らしい。MA-KINGでは、これまでの受賞チームがなかった総合優勝を目標に掲げて活動を続けてきた。安定した性能を発揮するアタッカー製作や新たなルールに基づく4脚ロボットの開発にも挑んだ。ロボット開発のみならず、チーム運営や技術情報の公開、広報活動等にも力を注いできた結果、この素晴らしい成果を得られたことを嬉しく思う」と述べています。
CoREの意義とこれからの展望
CoREは、ただのロボット競技会に留まらず、”挑戦的共創人材”の育成に注力しています。この大会を通じて、参加者はチームでの協力やエンジニアリング技術を実践的に学びます。主催側は、次世代のエンジニアが多角的に評価される場を設けることによって、今後も新しい人材の発掘と育成に努める方針です。
まとめ
今大会を通じて、多くのチームが互いに切磋琢磨し、高いレベルでの技術力を競い合ったことが印象的でした。今後もロボットエンジニアとしての挑戦が続く中、優勝チームのMA-KINGはその模範となり、新たなエンジニアたちへの道を切り開いていくことでしょう。エンジニア選手権の詳細は公式サイトで確認できるので、興味のある方は是非情報をチェックしてみてください。
公式情報
これからも日本のエンジニアリング分野の発展に期待が寄せられます。