横浜市の取り組み
横浜市では、住民票の取得をもっとスムーズに行えるようにするため、全区役所にマルチコピー機を導入します。この取り組みは、横浜市が掲げる「書かない・待たない・行かない区役所」という中期計画の一環であり、住民にとって便利な行政サービスを提供することを目的としています。
マルチコピー機の導入について
マルチコピー機は、コンビニエンスストアで見かける端末と同様の機器で、マイナンバーカードを利用して住民票の写しや各種証明書を取得できます。このサービスは、これまでにコンビニ交付サービスを利用したことがない方でも、気軽に試すことができるのが魅力です。
この新たなサービスは、令和7年2月3日から全区で稼働を開始し、令和8年度末までの期間中に利用できます。また、西区役所には特に株式会社ローソンとの協力により設置されたマルチコピー機も存在します。
コンビニ交付サービスのメリット
このサービスの主な利点は以下の通りです:
1.
料金の割引:窓口発行よりも50円安く取得できます(戸籍証明書を除く)。
2.
素早い取得:窓口での手続きよりも早く、大幅な時間短縮が可能です。
3.
記入不要:手続きに書類を記載する必要がなく、簡単に利用できます。
4.
時間の柔軟性:区役所の閉庁時間帯でも証明書を取得できることが魅力です。ただし、区役所設置のマルチコピー機は開庁時間帯のみ使用可能です。
このほか、マルチコピー機では住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、戸籍証明書、そして戸籍の附票の写しといった各種証明書を取得できます。
利用時間と手数料
利用時間は、午前6時30分から午後11時までとなっており、戸籍証明書および戸籍の附票の写しは平日の午前9時から午後5時までの時間帯でのみ取得可能です。手数料も、住民票の写しは1通250円、戸籍証明書は1通450円と比較的リーズナブルです。
お問い合わせ
マルチコピー機の利用やコンビニ交付サービスについての疑問がある場合は、横浜市市民局窓口サービス課へお問い合わせください。電話番号は045-671-2177です。
横浜市の新しい取り組みは、市民に便利で快適な暮らしを提供する一助となるでしょう。これからも、より一層のサービス向上が期待されます。