体調不良時における血圧の変化を調査しその重要性を解明
オムロン ヘルスケア株式会社が行った調査の結果、体調が悪いと感じた際に血圧を測定した人が約半数で、測定結果が「普段より高い」と答えた人が半数以上に及ぶことが明らかになりました。この結果は、体調が優れない時における血圧測定の重要性を示唆しています。
調査の概要
調査は2026年4月17日から4月23日にかけて、オムロンの健康管理アプリ「OMRON Connect」を利用している約2,500人を対象に実施されました。参加者は、体調に違和感があった際の自覚症状や血圧測定の実施状況、測定結果に基づくその後の行動などに関するアンケートに答えました。
主な調査結果
1.
体調不良時の血圧測定状況
調査対象者のうち、体調が悪い時に血圧を「測った」と答えた人は48.0%に留まり、逆に「測らなかった」は46.5%と拮抗していました。
さらに、高血圧と診断されたことがある人でも、測定を行ったのは49.0%に過ぎなかったことが示され、体調不良を感じても測定に対する意識が薄いことが浮き彫りになっています。
2.
血圧測定結果の捉え方
体調不良の際に血圧を測定した人の中で、53.8%が「普段より高い」と感じたと報告しました。これは、体調が良い時との比較が重要であることを示唆しています。
3.
行動の変化と影響
「普段より高い」と答えた人のうち、次の行動に影響があったとする人は約64.8%でした。これに対し、全体では51.1%が結果を基に行動を変えたと答えています。つまり、血圧測定が次の行動を決定するきっかけになることが多いのです。
4.
症状別の測定傾向
動悸やめまいを感じた人では血圧を測定する割合が高く、動悸では9.8%、めまいでは9.3%が血圧を測ったと答えています。これに対し、比較的軽い症状の頭痛やだるさでは薬を飲む傾向が強いことがわかりました。
5.
時間帯による違い
昼間の不調時に血圧を測定する人は少なく、これは日中の仕事の合間や外出時には測定が難しいためと考えられます。朝に比べて、昼の不調に対する意識が低い可能性があります。
結論
この調査結果は、体調不良時における血圧測定が、健康管理において重要であることを一層強調しています。体調が優れないと感じた際は、しっかりとした自覚を持って血圧を測定し、結果に基づいて適切な行動を取ることが推奨されます。特に、動悸やめまいなどの症状がある場合は、血圧を測定する意識を高めることが必要です。今後の健康維持に向けて、自己管理の一環として血圧測定を活用していきたいものです。