コミュニティオが提案する新しい贈り物文化
株式会社コミュニティオは、Microsoft Teamsを通じてデジタルギフトを贈り合うことができる「PeerGift(ピアギフト)」という新機能をリリースしました。この機能は、従来は社外での利用に限定されていたデジタルギフトを社内でも使用できるようにするもので、各企業で独自に設定されたオリジナルギフトを扱えるようになりました。
ピアギフト機能の背景と目的
これまでのコーポレートギフトは、一般的に会社から従業員へ向けたもので、定期的な贈呈式を通じて行われるものでした。しかし、コミュニティオが提案するピアギフト機能では、上司や同僚が日常的に従業員の頑張りを見て、感謝や賞賛の気持ちを込めて贈ることができるため、受け取る側はその嬉しさが倍増します。また、これにより従業員同士の絆が深まり、職場の雰囲気が改善されることが期待されます。
社内売店での利用が可能に
コロナ禍を経て、出社が戻りつつある今、コミュニティオは多くの企業から「社内でもギフトを使いたい」という要望を受けました。これを受けて、ピアギフト機能に社内売店での利用が加わり、さらに多くの企業がこの機能を導入するきっかけとなっています。
日本電気株式会社(NEC)は、2022年に施行した実証実験を通じて、ピアギフト機能の効果を最大限に引き出すことに成功しました。今回の機能拡張によって、職場でのコミュニケーションが活性化し、協力し合いながら良好な関係を築く手助けとなっています。
実証実験の成果
NECが行った実証実験では、職場での軽いコミュニケーションの中でギフトを贈ることが新しい人間関係を築くきっかけとなることが判明しました。同時に、感謝や労いの言葉が付随することにより、単なる贈り物以上の意味を持ち、より温かい職場環境を作り出すことができています。
実験参加者の94%がピアギフト機能の継続利用を望んでいるとの結果もあり、今後もこの機能が多くの企業に受け入れられることが期待されています。2024年度に向けては、NECライベックスと連携して社内売店でのオリジナルギフトの展開を進める計画です。
未来の展望
コミュニティオは、今後も「すべての人が楽しく働く世界」を実現するために、最新のテクノロジーを活用し続けます。デジタルサンクスカードサービス「TeamSticker」を通じて、コミュニケーションを増やし、組織やチームの絆を深めるお手伝いをします。また、従業員向けマーケティングアプリ「NewCommunicator」もエンタープライズ企業に導入され、今後のさらなる展開が期待されています。
このように、キーピースとなるデジタルギフトを通じて、企業と従業員の関係をより豊かにし、働きがいのある社会を作り上げていくことがコミュニティオの目指すところです。その先駆けとして、全ての人が愛される職場環境を実現することを目指しています。