新著「なぜ働く?誰と働く?いつまで働く?20の心得」
一般社団法人プロティアン・キャリア協会が、東京都新宿区の代表理事である有山徹氏による新たな書籍「なぜ働く?誰と働く?いつまで働く?限られた人生で後悔ない仕事をするための20の心得」を発表し、全国のビジネス書店で注目を集めています。この本が丸善日本橋店の週間販売ランキングでビジネス部門1位を獲得したことは、著者の視点が多くの人々に響いていることの証と言えるでしょう。
本書では、働く意味や他者との関係、将来のビジョン設定について、実体験に基づいたアドバイスが数多く紹介されています。「仕事が楽しくない」「将来への不安」「自分には何が合っているのかわからない」といった悩みを持つ人々にとって、これらの問いに対する答えを見つける手助けとなる内容です。
書籍の特徴
本書は、プロティアン・キャリア理論に基づいており、約30万人と200社以上の企業がこの理論を学んできました。この理論は、個々の生活やキャリア形成において主体性を持ち、自分らしい働き方を見つけるための道しるべとなるものです。
「何をするか」や「どこで働くか」よりも、重要なのは「何のために」「誰と一緒に」「いつまで」働くのかという問いかけがあります。この観点は、日々の業務に追われ、時にはやりたいことを見失いがちな現代人にとって、非常に価値のある考え方です。
書籍の章構成
本書は以下の5章からなり、各章で具体的な心構えと実践的なアドバイスが提供されています。
1.
なぜ「やりたいこと」に悩むのか
- 不満はないが、満足しきれない理由を探る。また、「やりたいこと探し」に焦る必要がない理由。
2.
言語化―自分のストーリーを語る
- 自己の物語を言語化することで、新たな自己を発見する手法を示す。
3.
価値化―自分の武器を見つける
- 自身の価値を再認識し、他者との比較ではなく、自分自身の位置づけを理解する重要性。
4.
行動―自分の可能性を広げる
- 行動を起こすことの重要性を説明し、恐怖に立ち向かう勇気を促す。
5.
問い続けることで変化に適応する
- テクノロジーの進化や社会の変化に柔軟に対応するための思考の在り方。
イベント情報
さらに、2024年には出版記念イベントも開催されます。このイベントでは、従業員体験(EX)やキャリア支援(CX)について専門家が実践的な知見を共有します。参加は無料で、企業の人事担当者を対象としています。
プロティアン・キャリア協会について
一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、2020年に設立され、組織と個人のより良い関係構築を目指して活動しています。今後もキャリア開発や組織開発に貢献するさまざまな取り組みを進めていきます。
詳しくは、公式ウェブサイトや各種SNSにて情報を随時更新しています。読者の皆様には、ぜひ本書を手に取っていただき、自分のキャリアを見つめ直すきっかけにしていただきたいところです。