昼休み行列緩和システム
2026-07-06 15:52:24

近畿大学の情報学部生が開発した昼休みの行列緩和システム

近畿大学の情報学部生が開発した昼休みの行列緩和システム



近畿大学の情報学部(大阪府東大阪市)の学生たちが、学内飲食店における昼休みの混雑を緩和するための新しいシステムを開発しました。具体的には、モバイルオーダーシステムを導入し、多くの学生が限られた時間内に食事を取る際の行列や待ち時間を減らすことを目指しています。このシステムの実証実験が、令和8年(2026年)7月6日から31日まで行われる予定です。

実証実験の背景


大学の昼休みは、多くの学生が一斉に飲食店を利用し始めるため、人気の店舗では長い行列ができてしまうことが日常となっています。これにより、授業に間に合わなくなる学生や、混雑を理由に食事を諦める学生も増え、店舗スタッフへの業務負担も大きな問題となっていました。

このような身近な課題に対する解決策として、情報学部の学生たちが自ら取り組んだのが、モバイルオーダーシステムの開発です。このプロジェクトは「KDIX.Lab」というプログラムの一環として進められています。

モバイルオーダーシステムの詳細


学生たちは、既存のモバイルオーダーサービスを参考にしつつ、実店舗での効果を検証できるようにシステムを設計しました。利用者はスマートフォンを通じて専用サイトにアクセスし、事前に商品を注文できます。指定した時間に店舗で受け取ることができるため、混雑を避けたスムーズなサービスの提供が期待されます。

これにより、店舗側も注文状況をリアルタイムで確認でき、効率的な準備が可能となります。

実証実験の内容


実証実験では、モバイルオーダーシステムを利用することで得られる数々の成果を検証します。具体的には、待ち時間の短縮、昼休み中の混雑の緩和、利用者満足度の向上、店舗の運営面での効率化などがテーマとなります。

実験が実施されるのは、近畿大学東大阪キャンパス内の「味店焼マン近畿大学Eキャンパス店」で、この期間中は特別に設計されたシステムを使えるようになります。

学生たちの想い


プロジェクトに関わった情報学部の学生たち、特に情報学科の中谷優仁さんと寺田雄翔さんは、昼休みが短い中での行列問題に立ち向かうため、自分たちの技術を用いてこの課題を解決したいと考えていました。開発には約1年がかりで、実際に利用者からのフィードバックをもとに試行錯誤を重ねてきたそうです。

店舗側からの反応


「味店焼マン近畿大学Eキャンパス店」の店長である瀧本悠磨さんは、学生たちの提案に対して大きな期待を寄せています。「昼休みは注文が殺到し、お待たせすることが多いのが課題でした。学生たちと協力し、よりスムーズなサービスを実現していけることを期待しています」と述べています。

学びの意義


このプロジェクトは、情報学を学ぶ学生たちにとって非常に実践的な経験となるとともに、技術を通じて地域社会の課題を解決する力を養う機会となります。情報学部では常に学生が主体的にプロジェクトに取り組める環境を整えており、実際の課題を基にした教育が行われています。

未来の展望


このような取り組みを通じて、学生たちが技術力だけでなく、コミュニケーション力やプロジェクト推進力をも備えた人材に成長することが期待されています。モバイルオーダーシステムの実証実験は、その第一歩であり、学生主体のアイデアがどのように社会に影響を与えるかを示す良い例となるでしょう。

会社情報

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学校法人近畿大学
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