短編集『ぼくらは回収しない』
2026-05-28 13:32:33

真門浩平が贈る鮮烈短編集『ぼくらは回収しない』が文庫化

新人賞受賞の真門浩平、待望の短編集が文庫化



新進気鋭の作家、真門浩平の短編集『ぼくらは回収しない』が、創元推理文庫からついに刊行されました。真門は、数々の新人賞を受賞した実績を持つ作家であり、特にその独創的なストーリー展開と深い心理描写が評価されています。

短編集の魅力とは?


本作には、彼のデビュー作ともいえる「ルナティック・レトリーバー」を含む、全五編が収められています。特に印象的なのは、数十年に一度発生する日食が舞台となる、名門大学の学生寮で起きた女子学生の死を描いた物語です。自殺と見なされた彼女の死を巡って、寮生たちが事件を独自に追求していく様子が描かれています。彼女の孤独な姿と、その理解に苦しむ人々の心理が絶妙に絡み合い、読者は物語に引き込まれることでしょう。

作家としての真門浩平


真門浩平は1999年、アメリカで生まれました。東京大学大学院を修了し、学生時代からミステリ作品に取り組んできました。彼は中学生の頃から新人賞に応募を始め、高校時代にはすでに注目を集める存在でした。特に、第19回ミステリーズ!新人賞を受賞した際には、その才能を多くの人に知らしめることに成功しました。

受賞後も彼は学業や就職活動と両立させながら、執筆活動を続け、そのハードワークが成果に結びついているのです。文庫版の刊行に際しては、業界内でも彼に対する期待の声が高まっています。

評価と期待


本作『ぼくらは回収しない』は、解説を務める法月綸太郎氏や同じく先輩作家の阿津川辰海氏からも絶賛されています。阿津川氏は、真門の作品が「ダークな剛腕を持ちながらも、多彩な色彩をも感じさせる」と述べており、その独自の視点と構成が評価されています。また、市川憂人氏は「核心が潜んでいる」と指摘し、その作風が持つ奥深さに触れています。さらに、辻堂ゆめ氏は「謎解きと人間ドラマの絶妙な融合」と称賛しており、真門の作品がどれほど多層的な魅力を持っているかを物語っています。

今後の展望


7月には待望の新作短編集『終着駅で待ち合わせ』も刊行予定で、こちらも早くも注目されています。次世代のミステリ界を担う真門浩平のこれからの活動に興味が尽きません。

本書『ぼくらは回収しない』は、文庫版としてその魅力が再認識されることでしょう。ミステリーのファンはもちろん、多くの読者に新たな読み応えと発見を提供してくれる作品です。ぜひ手に取ってみてください。


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03-3268-8201

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