全国のスポーツ用品専門店から集められた熱い声が、2024年の「日本スポーツ用品大賞」を形作りました。 今年で12回目を迎えるこの賞は、全国の専門店スタッフが「最も売れた商品」「最も革新的だった商品」「最も使ってほしい商品」を投票で選出するというもので、口コミや実際に使用した人々の意見が反映されています。
今回の投票には899人が参加し、各部門での大賞商品が決定しました。売上と人気を誇る商品が集まる中、特に注目を集めたのは「ホカ」のクリフトン 9です。
最も売れた商品部門
「ホカ」ブランドの「クリフトン 9」は、前年に引き続き大賞に輝きました。このランニングシューズは、その高いクッション性が特長で、「毎日をもっと楽しく」というキャッチフレーズが示すように、多くのランナーに愛されています。
2位には革新的な技術を搭載したゴルフクラブ「テーラーメイド」の「Qi10」シリーズ、そして3位には進化するゴルフシューズ「アディダス」の「コードカオス25」が選ばれました。
最も革新的だった商品部門
さらに、「最も革新的だった商品」部門では、アディダスが誇るFashionブランド「Y-3」がデザインしたサッカー日本代表のユニフォームが大賞に輝きました。これは日本代表史上初のコラボモデルであり、炎をテーマにしたデザインが日本のチームの団結を象徴しています。
2位には「アディダス」の「アディゼロ」シリーズが選ばれ、数々の記録更新に貢献した実績が評価されました。3位には「キャロウェイ」の新しいパラダイムである「Ai SMOKE」シリーズが受賞しました。
最も使ってほしい商品部門
「最も使ってほしい商品」部門では、「アシックス」の「ノヴァブラスト」シリーズが大賞に選ばれました。このシューズはその快適さと跳ね返るような感覚が、ランニング愛好者に高く評価されています。2位には手を使わずに履ける「スケッチャーズ」の「スリップ・インズ」が、そして3位には「ミズノ」の「ゼロプラス」シリーズが選ばれました。
日本スポーツ用品大賞は、スポーツアイテムの魅力を再発見する場としても知られており、各種フィールドで愛される商品が参加しているかのような多様性が魅力です。
このスポーツ賞は、スポーツショップで販売される人気商品やトレンドを把握する良い指標となっており、スポーツ用品に対する理解を深め、愛用者のフィードバックが大切であることを再確認させてくれます。
今後も「日本スポーツ用品大賞」を通じて、さらなる革新や商品開発が促進されていくことでしょう。ユーザーと企業、製造者が互いに感謝の気持ちを伝え合うこのような取り組みが、スポーツ界の発展に寄与することを期待しています。