芝東京ベイ協議会設立
2025-06-12 11:30:46

共創型まちづくりへ向けた芝東京ベイ協議会の挑戦

浜松町の新たなまちづくりに向けた挑戦



浜松町駅周辺で進行中の開発プロジェクトにおいて、地域の3事業者が共に手を取り合い、「芝東京ベイ協議会」を設立することが決定しました。これは、浜松町芝大門、竹芝、芝浦という3つの地区が協力し、地域課題を解決しようとする新たな試みです。

協議会設立の背景



「芝東京ベイ協議会」の設立は、2017年から続く地域のまちづくり担当者の連携から始まりました。各地区で設立されたエリアマネジメント組織はそれぞれ地域課題に取り組んできましたが、共通の地域課題に対処するためのさらなる連携が求められるようになりました。この協議会の立ち上げにより、地域の価値向上を目指し、より強力な一体的なまちづくりが実現することが期待されています。

施策内容と地域の魅力



本協議会の活動範囲は、東京タワーから竹芝・日の出ふ頭までの広範囲に及びます。以下に示す施策を通じて、地域の活性化を目指します。

1. 回遊性向上



主要な施設をつなぐ交通手段や地理的な特徴によって生じる心理的な移動の難しさを解消するため、陸上・水上モビリティの導入が進められます。特に、イベント時には循環バスやクルーズ船を運行し、地域の魅力を際立たせます。

2. 地域資源の利活用



オフィス中心の地区とは言え、地域独自の体験を提供できるコンテンツの開発が進められます。特に、旧芝離宮恩賜庭園でのライトアップイベントや、日本文化を体験できるアクティビティによって、訪れる人々に特別ですばらしい体験を提供します。

3. 防災力の向上



都市機能の集中による避難者の増加に伴う混乱に備えて、スムーズな避難が可能となる施策を導入します。デジタル技術を活用し、防災情報をリアルタイムで提供することで、地域の安全性の向上を図ります。

段階的な開発計画



浜松町駅周辺では、約105万平方メートルに及ぶ開発プロジェクトが進行中です。すでに竣工している「東京ポートシティ竹芝」や「世界貿易センタービルディング南館」に続き、今後は新たな施設も続々と開業予定です。特に注目は、2027年に供用開始される本館とターミナルを持つ「世界貿易センタービルディング」で、地域に新たな賑わいをもたらすことが期待されています。

協議会の設立を機に、浜松町駅周辺のまちづくりがますます加速していくでしょう。地域の事業者が力を合わせ、お互いの強みを活かしながら進めるこの共創型のまちづくりは、浜松町をさらに魅力的な地域へと進化させていく一助となることでしょう。


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会社情報

会社名
野村不動産ホールディングス株式会社
住所
東京都新宿区西新宿新宿1丁目26番2号
電話番号
03-3348-8878

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