楽天銀行と楽天証券、資産運用をサポートする新サービスを発表

楽天銀行と楽天証券が新たな証券担保ローンを提供

2025年6月22日、楽天銀行株式会社と楽天証券株式会社が新たに「楽天銀行証券担保ローン」の取扱いを開始することを発表しました。このサービスは、楽天証券が保有する国内株式を担保にして、楽天銀行から資金を借入れられる画期的なもので、顧客の資産運用をさらにサポートするものです。

サービスのポイント

「楽天銀行証券担保ローン」は、楽天銀行と楽天証券の口座を連携させて「マネーブリッジ」を設定した上で利用可能です。ユーザーは保有する株式を売却せずとも、必要な資金を1万円から借入れることができます。これは、資産運用を続けつつ、ライフスタイルに必要な資金を自由に利用できる大きなメリットです。

担保となる株式について

担保対象は楽天証券が取り扱う国内上場株式やETFで、個人名義のまま管理されるため、配当や株主優待の権利を保持し続けることができます。これにより、顧客は資金調達を行う際に大きな安心感を得られます。

融資の利率や条件

借入金利は年率1.875%から3.875%と競争力のある条件を提供しています。借入限度額は担保評価額の60%で、1万円以上の単位で借入れが可能です。また、契約期間は6ヵ月で自動更新されます。

楽天グループの取り組み

楽天銀行と楽天証券は、2011年より「マネーブリッジ」などを通じて、楽天エコシステムを活かした多様なサービスを展開しています。2025年5月末時点で、楽天銀行は国内デジタルバンクとして最多の1,700万口座を保有し、楽天証券は総合口座数で1,200万口座を突破しました。

顧客からの支持を受けて、今回の新サービスではさらなる資産運用の支援が期待されています。今後も両社は、利用者にとって魅力的で価値のあるサービスを提供していく方針です。

追加情報

楽天証券では、IFA口座を利用する顧客向けに外国債券を担保とした証券担保ローンも提供しており、幅広いニーズに応えています。「楽天銀行証券担保ローン」は、これからの資産形成を考える人々にとって心強い選択肢となるでしょう。

詳細なサービス内容や手数料などは楽天証券のウェブサイトを通じて確認できます。ますます進化する楽天グループの金融サービスに期待が高まります。

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