復活したテレキャスター
2025-05-09 15:24:21

ブラッド・ペイズリーが復活させた1967年テレキャスター、限定版の魅力とは

ブラッド・ペイズリーとフェンダーの夢のコラボ



2025年5月9日、ブラッド・ペイズリーがフェンダー・ミュージカル・インストゥルメンツ・コーポレーション(FMIC)とのコラボレーションで生まれた『Limited Edition Brad Paisley 1967 “Lost Paisley” Telecaster』の受注が始まります。このモデルは、カリフォルニアにあるFender Custom Shopで67本のみ制作される特別なギターです。1967年製のビンテージスタイルをベースにしたデザインは、音楽ファン、コレクター問わず魅力を放ちます。

目を引くヴィンテージスタイル



『Lost Paisley』テレキャスターは、1968年に登場したPaisley Redフィニッシュを現代に蘇らせたものです。ブラッド自身が19本のギターを制作し、それらは彼の公式チャンネルを通じて限定販売される予定です。ブラッドは、「このギターは、かつてのカラーが生き続けていたらどのようなものになっていたのかを表現したもので、これまで手にした中でも最高のギターだ」と語っています。

ブラッドの情熱と精密な技術



このプロジェクトが進むきっかけとなったのは、ブラッドが入手したほぼ未使用のBlue Paisley柄のフォイル紙でした。彼と彼の友人たちが、自身の1967年製テレキャスターを基に再塗装とフォイル紙の再現に挑む作業は、入念な研究と職人技を必要としました。この作業は、まさにブラッドの情熱が結実したものであり、その結果、オリジナルのテレキャスターを完璧に蘇らせることに成功しました。

サイケデリックなデザインと現代的要素



『Limited Edition Brad Paisley 1967 “Lost Paisley” Telecaster』は、現代のプレイヤーにも対応できる多用途な楽器です。アルダー、パウロニア(桐)、スプルースを使用した軽量ボディは、卓越したレゾナンスと快適な演奏を提供します。また、目を引くBlue Paisley Relic®フィニッシュは、サイケデリックの要素を取り入れつつ現代的な要素も兼ね備えています。さらに、ハンドワウンンドのSeymour Duncan Custom Lost Paisleyピックアップは、バランスの取れたトーンを生み出し、Glaser “G” Benderシステムは滑らかなベンディングを実現します。

エピックなサウンドの源



フェンダーのエンタープライズとの長年の関係を背景に、ブラッド・ペイズリーは自身の音楽スタイルを形成してきました。彼の技術や手法は、今回のギターにも活かされています。フェンダー・ナッシュビル支社のアーティストマーケティングディレクター、ベン・ブラン=デュモンはこのプロジェクトを、「全米のカントリーミュージックを牽引するブラッドが、ギターの未知なる歴史の1ページを称えるもの」と位置付けています。

限定販売の詳細



『Limited Edition Brad Paisley 1967 ‘Lost Paisley’ Telecaster』は、1,155,000円(税込)で販売され、Fender Flagship TokyoやFender Custom Shopショーケースディーラーで購入可能です。製品には、カスタムアクセサリーも付属し、コレクターの夢を実現させる逸品となっています。

動画でこのギターの魅力を



このギターにまつわるエピソードを更に深く理解するには、フェンダー公式YouTubeチャンネルで公開された動画もチェックしてみてください。ペイズリーの“運命の道”を辿る旅の様子が収められています。

動画リンクはこちら

このギターは、ただの楽器ではなく、カントリーミュージックの革新と伝統、そしてブラッド・ペイズリーの音楽への情熱が詰まったプロダクトです。これを手にできる機会は、ギタリストにとって見逃せないものになるでしょう。


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会社情報

会社名
フェンダーミュージック株式会社
住所
東京都渋谷区神宮前3-1-303F
電話番号

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