農業生産を見える化する新たな指南書
2026年9月24日、GAP・ITサポート合同会社の代表である佐久間輝仁氏が著した『知識ゼロからのGAP入門』が、家の光協会から刊行されます。この書籍は、農場におけるGAP(農業生産工程管理)の重要性を再認識し、農業の現場で実践できる具体的な手法を解説したものです。
GAPとは何か?その新しい視点
GAPは単なる農場内での管理手法にとどまらず、人と人、農場と外部とのつながりを生む「共通言語」です。農場内には、様々な情報—仕事の進め方、判断基準、圃場や施設、さらには資材や取引先との関係—が存在しますが、これらをGAPを通じて整理し「見える化」することで、情報共有が容易になります。
農業の現場において、経営者と従業員、また従業員同士がコミュニケーションを円滑に行うためには、どのように情報を整理し、それを効果的に活用するかが重要な要素となります。本書は、農場の内外をつなぎ、持続可能な経営を実現するための新たな仕組みとしてGAPを提案します。
本書の特徴
本書は、以下の3つのポイントでGAPを明らかにしています。
1.
実際の取り組みに落とし込む : まずは「農場をどのように定義するか」、次に「運営の基盤をどう築くか」、最後に「資源をどのように管理するか」と、従来のGAPを実績に基づき解説。
2.
情報の見える化 : 経営者やベテランの経験に基づいた判断基準を整理し、すべての人が納得できるルールや記録に変えるアプローチを提供。
3.
すぐに使える帳票サンプル : 自分の農場で改善を進めるために活用できる帳票のサンプルも掲載し、初めての人でも簡単に取り組める内容にしています。
「GAPする」農場を広める意義
本書を通じて、GAPを特別なものや難しいものとして捉えるのではなく、農場経営改善の身近なアプローチとして活用してもらいたいという願いが込められています。全国に「GAPする」農場が広がることで、農業全体が進化する手助けになればと期待されています。
書籍詳細
- - 書名: 『人が育ち、経営がラクになる農業の仕組み 知識ゼロからのGAP入門』
- - 著者: 佐久間輝仁
- - 発売日: 2026年9月24日
- - 出版社: 家の光協会
- - 定価: 1,870円(税込)
- - 判型: A5版
- - ページ数: 208ページ
- - ISBN: 978-4-259-51879-0 C0061
- - 販売場所: 全国の書店やオンライン書店
著者プロフィール
佐久間輝仁氏は、GAP・ITサポート合同会社の代表を務め、JGAP公認講師としても活躍中です。2020年からこれまでに、全国で331回のGAP研修を通じて4,300人以上の受講者に知識を広めています。また、農場指導や審査にも携わり、農林水産省によるGAP関連のオンライン学習ツールの監修や国際水準ガイドラインの改訂に関する会議にも参加するなど、幅広い活動を行っています。
農業の未来に向けて、GAPを通じた革新が期待される一冊です。農業を営む方だけでなく、農業に興味がある全ての人にオススメの内容となっているこの本を手に取り、新たな知識を得てみてはいかがでしょうか。