ファシリティドッグ・アニーとの心温まる再会イベント
入院中の子どもたちを支えてきたファシリティドッグのアニーが、退院した子どもたちと再会する特別なイベントが開催されることが決まりました。このイベント「シャイン・オン!おんがくフェスティバル2024」は、神奈川県立こども医療センターを退院した子どもたちとその家族を対象にしており、入院生活を支えてきたアニーとふれあえる貴重な機会です。
このイベントは、アニーが2012年から神奈川県立こども医療センターで活動を続けている背景を考慮して企画されました。アニーは退院後、子どもたちに再会する機会がなかなかないため、このイベントを通じて特別な瞬間を分かち合うことができるのです。アニーとの再会は、子どもたちやご家族にとって大きな喜びであり、思い出深い一日となることでしょう。
イベント概要とプログラム
「シャイン・オン!おんがくフェスティバル2024」は、2024年10月26日(土)に横浜市で開催されます。時間は午前10時半から12時までで、退院した子どもたちとその家族が対象です。プログラムは以下の通りです:
- - 10:30-10:40 開会の挨拶、ハンドラーからの挨拶
- - 10:40-11:15 音楽演奏・呼吸法セッション
- - 11:15-11:30 休憩
- - 11:30-11:45 音楽演奏
- - 11:45-12:00 閉会の挨拶および集合写真撮影
このイベントには特別ゲストとして俳優の大和田獏さんとその娘である大和田美帆さんが参加し、父娘ユニット「BAKUMIHO」としてのパフォーマンスで、子どもたちに楽しいひとときを提供します。美帆さんの美しい歌声や、獏さんによる紙芝居が予定されており、バラエティに富んだ内容が楽しめます。
参加するファシリティドッグたち
会場にはアニーの他、現在訓練中のオリ、そして新たな候補犬も参加する予定です。彼らは病院での経験を活かし、参加者との触れ合いを通じて笑顔を届けます。また、犬たちの体調に応じて、参加する犬が変更となる可能性もありますので、ご了承ください。
ファシリティドッグのアニーは、2016年にオーストラリアで生まれ、日本では3番目のファシリティドッグとして活躍しています。入院している子どもたちの心を支える存在として、大きな役割を果たしています。彼女にとっても、子どもたちとの再会は特別な瞬間となることでしょう。
ファシリティドッグの意義
ファシリティドッグは、病院内で医療チームの一員となり、小児がんや重い病気と闘う子どもたちに寄り添います。毎日同じ病院で勤務し、入院している子どもたちの心を癒す存在です。ファシリティドッグがいることにより、子どもたちが辛い治療を乗り越える力を与えてくれています。
また、認定特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズは、病気を抱える子どもたちとその家族への支援を行っており、心のケアを通じて笑顔を届けています。公式サイトでは活動内容や支援情報が詳しく紹介されています。
このイベントは、子どもたちや家族にとっての特別な再会の場であると同時に、参加するすべての人に癒しと希望をもたらす一日となるに違いありません。ぜひ多くの方々に参加していただきたいと思います。