アスエネヴェリタス、GXリーグでの登録検証機関としての新たな挑戦
アスエネヴェリタス株式会社は、経済産業省の主催する「GXリーグ」において、GX-ETS(排出量取引制度)第1フェーズの合理的保証を担う登録検証機関に認定されました。この認定により、アスエネヴェリタスは第三者保証を提供し、国内のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みをさらに推進していくことが期待されています。
GXリーグの背景
GXリーグは、2030年までに2050年のカーボンニュートラルを目指す日本政府の政策の一環として設立された取り組みです。このプラットフォームには、多くの企業や研究機関、政府が参加し、協力して脱炭素社会に向けた新たな市場を創出しています。特に、GHG排出量の多い製造業などの分野で活発な活動が見られます。経済産業省のサポートを受け、GXリーグは企業間の連携を強め、効果的な方法で環境問題に取り組んでいます。
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GX-ETSの重要性
日本政府は、2026年度から本格的にGX-ETSを導入し、年間で10万トン以上のCO2を排出する企業に参加を求める方向で計画を進めています。この制度では、企業はCO2排出量の透明性を確保し、削減目標の設定とその進捗を開示することが求められます。さらに、排出量データは第三者の検証を受ける必要があります。このような複雑な要求を満たすためには、信頼性の高い検証機関の存在が不可欠です。
アスエネヴェリタスの役割
アスエネヴェリタスがGXリーグの登録検証機関として選ばれたのは、その専門性と信頼性に裏打ちされています。同社は、非財務データの第三者保証・検証業務を専門とし、企業の脱炭素化を強力に支援しています。その中で、特にSGXリーグのガイドラインに沿った合理的保証の提供が可能であるということで、今回の登録が実現しました。
この取り組みにより、アスエネヴェリタスは企業の脱炭素化を推進するだけでなく、社会全体の意識向上にも貢献していきます。サステナブルな未来を目指し、アスエネヴェリタスは一丸となって活動を続けていくことでしょう。
アスエネヴェリタスについて
アスエネヴェリタスは、2024年に設立されたアスエネ株式会社の100%子会社です。気候変動対策や非財務データの保証・検証業務を主な事業としており、最近では脱炭素に関連したアドバイザリーサービスやシステム機能開発支援なども行っています。特に、同社の提供するCO2見える化クラウドサービス「ASUENE」は、企業のCO2排出量の算定から開示までを効率化することを目的としています。
これにより、企業は「ASUENE」を活用して、検証や監査の負担を軽減し、業務の効率化を図ることが可能になります。今後も、アスエネヴェリタスは企業のニーズに応えながら、持続可能な社会の実現に向けて努力していくことでしょう。
会社概要
- - 会社名: アスエネヴェリタス株式会社
- - 代表者: 西和田浩平(代表取締役会長)、小林真之(取締役CEO)
- - 資本金: 7,000万円
- - WEBサイト: アスエネヴェリタス公式サイト
このように、アスエネヴェリタスは国の政策に即した形で、企業の脱炭素化への道を力強くサポートしていくのです。