ハンモックのAI-OCRとDirectCloudが連携：業務効率化の新章を迎える

ハンモックとダイレクトクラウドが業務を変える

株式会社ハンモックが提供する帳票設計不要のAI-OCRサービス「DX OCR」と、株式会社ダイレクトクラウドのオンラインストレージサービス「DirectCloud」が連携を開始しました。この連携により、データ入力業務の大幅な効率化が図られています。

AI技術の活用

「DX OCR」は、生成AIを利用しており、注文書や請求書から必要な情報を自動で抽出します。これによって、手作業での情報入力の手間が減り、業務の生産性が向上します。このような技術革新は、特に中小企業にとって大きな助けとなります。アナログ的な作業が多くを占める現場で、AIがデータ管理を助けることで、業務のクオリティを向上させることが期待されます。

法改正への対応

さらに、2024年1月に施行された「電子帳簿保存法」の改正によって、企業はより厳しい保存基準を遵守しなければなりません。ハンモックの調査によると、多くの企業がこの法改正に伴い、業務負担が増加していると述べています。そこで、「DX OCR」によるデータの自動化と「DirectCloud」のデータ管理機能が手を組むことで、法的要件への対応とともに業務の省力化が進むと考えられています。

使い勝手の向上

「DX OCR」は、帳票設計や設定が一切不要で、手書き文字を含む画像文字もスムーズにデータ化することが可能です。また、さまざまなメーカーの複合機やスキャナに対応しているため、多くの企業で活用できることが特徴です。

一方の「DirectCloud」は、高度なセキュリティを誇る法人向けクラウドストレージサービスとして、ハイブリッドワークや社外とのファイル共有を支援します。データを安全で便利に管理できる環境を提供し、企業のニーズに応えるだけでなく、業務の効率化を実現します。

新時代の業務環境

この協業により、ハンモックは業務プロセス全体の効率化を推進し、データ管理を一元化することが期待されています。特に、紙帳票処理の効率化や電子帳簿保存法への適合強化といった点において大きな進展を遂げることが見込まれます。

この新たな連携が法人向けソフトウェア市場において新しい基準を作り出し、働き方の変革をもたらすことに期待が寄せられています。