JCB、アゼルバイジャンでのカード加盟店拡大を発表
日本の国際カードブランドである株式会社ジェーシービー(以下、JCB)は、アゼルバイジャン共和国の大手金融機関、Azer Turk Bankとの提携を通じて、同国におけるカード業務を拡大することを発表しました。この提携により、2024年9月10日からAzer Turk Bankの加盟店やATMでJCBカードが取り扱われることになります。さらに、加盟店ではJCBのタッチ決済も利用可能です。
アゼルバイジャンの魅力
アゼルバイジャン共和国は、カスピ海の西側に位置し、豊富なエネルギー資源や多様な文化、歴史を有する国です。東ヨーロッパと西アジアを結ぶビジネスハブとしても知られ、観光業も急成長中です。また、独特な料理や自然環境は観光客にとって大きな魅力を提供しています。
提携の背景
この提携は、JCBがアゼルバイジャンにおける加盟店網を広げたいという意図と、Azer Turk Bankが国際ブランドJCBを取り扱うことによりサービスを拡充したいという双方の希望が一致した結果実現しました。JCBの統括会社であるJCBインターナショナルの代表、金子佳喜社長も本提携を重要視しています。
Azer Turk Bankとは
Azer Turk Bankは、1995年に設立された国営の金融機関です。個人や法人向けに多彩な金融サービスを提供しており、旅行エリアのホテルなど多くの主要加盟店を持っています。特に観光業が盛んなアゼルバイジャンにおいて、同銀行は重要な役割を果たしています。
JCBのビジョン
JCBは「おもてなしの心」と「きめ細やかな心づかい」をカスタマーサービスの根底に据えています。私たちは、JCBのカードを持つことで「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と感じていただけるよう、常に品質向上に努めています。この新たな提携を通じて、JCBは「世界にひとつ」の特別な体験を提供することを目指します。
今回のAzer Turk Bankとの提携により、アゼルバイジャン市場への進出が一層強化され、新たなビジネス機会が生まれることが期待されています。JCBは今後も、グローバルなフットプリントを拡大していくでしょう。