地球温暖化対策への新たな一歩
近年、気候変動の影響が深刻化しており、各国がその対策に乗り出しています。特に、2015年のパリ協定以降、脱炭素化に向けた国際的な動きが加速しており、2020年には日本政府も「2050年カーボンニュートラル宣言」を行いました。これにより、企業の環境への貢献がこれまで以上に重要視されるようになりました。その中で、株式会社ExRoadとマークテックが手を組み、染色浸透探傷剤「エコチェック®シリーズ」の販売を通じて、地球温暖化対策へと貢献する新たな取り組みを開始しました。
マークテックの環境への取り組み
マークテックは、自社の環境問題への取り組みを経営の最優先課題と位置づけ、地球資源の持続可能な利用を目指しています。2023年には成田工場に太陽光発電システムを導入し、脱炭素化に向けた第一歩を踏み出します。
さらに、新たに開始された施策では、同社が提供する染色浸透探傷剤の販売と連動し、インドのバイオマスプロジェクトから発行されるカーボンクレジットを取得します。この取り組みにより、製品6缶の販売につき約1本のスギの木が吸収する年間CO2量に相当する約8.8kgのCO2削減に貢献できるとしています。
ExRoadのサポート内容
このカーボンクレジットの調達をサポートしているのがExRoadです。国際的な認証機関であるVerraやGold Standardを通じて、持続可能なカーボンクレジットの調達支援を行い、企業が環境貢献を実現するための様々な手法を提供しています。ExRoadの代表である木村圭佑氏は、「カーボンクレジットの活用を通じて企業が環境負荷を軽減するお手伝いをしたい」とコメントしています。
企業概要
ExRoad
- - 設立: 2022年3月
- - 所在地: 東京都港区
- - URL: ExRoad
- - 事業内容: カーボンクレジットの取引とマーケティング支援
- - 特記事項: 経済産業省が運営するGXリーグに参画
マークテック
- - 設立: 1955年3月
- - 所在地: 東京都大田区
- - URL: マークテック
- - 事業内容: 自動車、鉄鋼、航空等の産業向けに品質保証製品を提供
まとめ
マークテックとExRoadの連携は、環境問題に対する企業の責任を果たし、具体的な行動として実現されている点が大きな特徴です。地球の未来を守るために、企業が積極的に取り組む姿勢は、他の企業にも良い影響を及ぼすことが期待されています。これからの動向に注目が集まります。